真相世界(The truth world)

200810自民党 重要資料の隠蔽を省庁に指示


国会提出用資料の隠蔽&改竄は今に始まったことではないだろう。勿論国民に対する背信行為であることは言うまでもない。
しかし、何とも卑劣なことを平気でやる政党である。

≪自民党は、野党から資料要求があったら提供前に相談するよう各省庁に指示していた。≫

さも当然の権利のように言っているところが恐ろしい。

≪内閣総務官室が各省庁に配った文書によると、自民党国対からの指示は次のように簡潔明快な内容だった。「野党からの資料要求は…各省庁限りの判断で資料を提出することは厳に慎み、衆院自民党国対にあらかじめ相談すること」。≫

自民党が「見せるな」と言ったらその資料は闇に葬られるのである。

≪政府は、10月7日の衆院予算委で民主党の追及を受けて「資料提出は大臣が最終判断するのが当然、誤解を招くような文書を出したことをお詫びする」(石破農水相)などと半ば不適切さを認めた。≫

大臣よりも国対委員長の方が偉いみたいだ。

≪ただ、政府・行政府の情報管理に自民党が関与して良いのか、自民党の関与が大臣の最終判断とどういう関係になるのかとのフォローアップ質問に、河村官房長官の政府答弁は行き詰まってしまった。国民の知る権利、民主主義の基本にかかわる問題だ。≫

世襲がまかり通っている自民党である。民主主義なんて概念は皆無なのだろう。

≪総選挙必至の“臨戦態勢”に入った直後の過剰防衛策だったのかもしれないが、そのタイミングのいやらしさは、覆うべくもない。≫

「いやらしい」というより、機密保持の徹底を命じただけだろう。

≪消されたり改ざんされた年金、居酒屋タクシー、汚染米の不正流通など次々に明らかになる行政のボロをこれ以上さらしたくない、との思惑が透けて見える。≫

こんな推測は生やさしい。自民党議員や公明党議員が関わっている汚職事件なども含まれていることだろう。

≪防衛秘密漏洩の嫌疑で起訴前の航空自衛隊幹部を懲戒免職処分とした防衛省など、国の情報囲い込みの姿勢は強まっている。それが国民の知る権利や報道の自由の障害になるのを承知で、情報管理を優先しているとしか思えない。≫

トカゲもしっぽ切りである。類が自民党議員に及ぶ前に処分しようと言うことだ。

≪麻生首相や河村官房長官は7日の答弁で「議院内閣制なのだから政府と与党は一体」とも、最後まで繰り返した。だから…? このままでは、どうもわかりにくい。≫

上がこれだから、「ばれなければ何をやってもいい」という風潮を生むのである。

自民が資料隠し




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Unknown

『椿事件』

1993年9月21日、民間放送連盟の「放送番組調査会」の会合の中で、
テレビ朝日報道局長の椿貞良が、選挙時の局の報道姿勢に関して

「小沢一郎氏のけじめをことさらに追及する必要はない。
今は自民党政権の存続を絶対に阻止して、
なんでもよいから反自民の連立政権を成立させる
手助けになるような報道をしようではないか」

との方針で局内をまとめた、という趣旨の発言を行う。

(ウィキペディア「椿事件」)
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