予想通りの自民党大惨敗だった。しかも過半数割れだ。東京オリンピックで浮かれる慎太郎や、未だに首相の椅子にしがみつく麻生首相に厳しい結果となった。鳩山党首の不正献金疑惑もどこ吹く風であった。
今回の都議選の投票率は54.75%となり、2005年の前回選挙(43.99%)を10.76ポイントも上回った。マスコミが騒げば馬鹿も浮かれる構図だ。
投票率が高く逆風が吹きまくった公明党は住民移動などのからくりがネットを通してバレバレになったので、いつも通りの選挙ができず苦戦を強いられていたが、結果的には一議席増やしてしまった。きわめて不自然な現象と言わざるを得ない。
「都民の民度はこの程度」と言ってしまえばそれまでだが、選管が不正操作をしなかったか民主党はしっかり検証する必要もあるだろう。
今日は奈良市長選も行われていたが、ここでも民主党が自民党を破った。
奈良市長選 「風」のった青年、「小泉チルドレン」破る
確かに相手がチルドレンでは楽勝過ぎる選挙だった。33歳の馬の骨でも勝ってしまうのである。
今回の都知事選立候補者の党派別内訳及び議席数の変化は以下の通り。
自民58(当選議席 48→38)
民主58(同 34→54)
公明23(同 22→23)
共産40(同 13→ 8)
生活者ネットワーク5 (同4→ 2)
社民 2(同 0→ 0)
諸派35(同 4→ 2)
【都議選】自民、史上最低に並ぶ38議席
それでも私は30議席前半を予想していたので、ガンバッた方である。
共産党がふるわなかったのは意外だった。投票率の高さは公明党よりも共産党に災いしたようである。また、プロ市民団体に対しても都民の目は冷めてきたようだ。その尻馬に乗っている社民党が相手にされないのは道理である。これでは幸福何とか党と代り映えしないだろう。
“エロすぎる候補”「政治に挑戦に感謝」
エロ過ぎる候補も落選してしまった。景気が悪いと洒落も通じないようだ。
【都議選】首相第一声の選挙区で自民落選
こんな運気の無い御仁をよくもトップに据えたものである。
自民党では責任論が盛んである。要するになすり合いである。今のところ「そのまんま東が悪い」という意見が一番多い。
「国政を占う」などと言っていたが、今回の選挙は慎太郎銀行の不正が大きな影響を与えたことは間違いない。都税で慎太郎の尻を拭くのはまっぴらなのである。
最初から慎太郎なんかに投票しなければよかったのに…。
都民は自らの不明をもっと恥じ入った方が良い。
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