腐敗臭というものがある。臭くて不快である。しかし、不思議なことに、その臭気に慣れてしまうと、何も感じなくなる。各地区に必ず一件は存在するゴミ屋敷であるが、そこの住人は違和感に気付かない。
しかし、我々はゴミ屋敷の住人を笑うことは出来ない。
上記の見出しを見ても、何も感じない人が大半だと思われる。
溜め池は放置していればドブと化す。流れがなく滞れば濁るのである。
日本人は自民党政権を長年放置していた。腐敗するのは必然であるが、その責任は勿論国民の怠惰によるものである。
この国民にしてこの政府あり
ドブネズミがゴキブリ相手に唱えた行政改革の成果を拝見したいものである。例えが悪そうだが、最近の研究では、実は本来ゴキブリは清潔好きだそうである。
ODAの建前は立派である。しかし実態は見るも無惨なものである。
ODAの問題点を指摘し文章化すれば、おそらく1000ページあっても足りないくらいである。
私の稚拙な文章力では、パソコンに1週間座り続けてキーボードを打ち続けても完結に至らないだろう。
ODAに関する問題点はこんな泡沫ブログがあえて指摘するまでもなく、先賢諸兄が充実した内容のデータを残している。
ただ、ゴもとい国民の関心が低いだけの話だ。
実態を知りたければ、自分で調べてください。流し読みだけで済まそうなどと言う横着な根性では日本は良くならない。
調べるのは実に簡単である。
初心者向けに、調べ方の解説をしておこう。
まず、「ODAって何じゃい?」という人はGoogleでもYahoo!でもいい、ただ「ODA」と検索するだけである。
するとトップページにWikipedia(無料百科事典)が検索され、そのページを開くと「ODA」が解説されているのである。
ついでに政府の「ODA」ページを開いて笑うのも一興である。
もっと詳しく知りたい人は、「ODA xxxx」で検索する。
「xxxx」はあなたが思いついた言葉でいい。ポピュラーなのは「不正」「癒着」「利権」「談合」などと言った単語だ。
素晴らしい力作にぶち当たることだろう。
世の中には犬右翼やバカウヨも存在する。
「ODA 自民党」の検索で、世の中いろんな人がいるモンだと観察するのもいいだろう。
面白いのは「ODA 創価学会」
犬博士の独擅場である。この人の学会に対する独り言はリキが入っていて面白い。どこの宗派の人なのだろうか?
勿論、この人が批判している内容は大筋正しいだろう。このブログの問題は「ヨイショ」しているところなのである。
国民総所得比でODA倍増狙う・自民委の提言骨子
自民党の対外経済協力特別委員会(伊藤達也委員長)が6月中にまとめる提言の骨子が9日明らかになった。減額傾向の続く政府開発援助(ODA)の中長期的な改革と拡充を求めたのが柱。国際的な尺度となっているODA実績の国民総所得(GNI)比率を現在の0.25%から0.5%まで引き上げることなどを当面の目標に掲げた。6月中にまとめる骨太方針2007に反映させるよう政府に求める。
(参照)
日本のODAとアジアで一番長い内戦
外務省:国際協力 政府開発援助 ODAホームページ
政府開発援助
中国へのODA
供与20ヶ国のうち19ヶ国報告せず!
2005年度のODA実績
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