真相世界(The truth world)

200807貴州大暴動 公安庁「レイプではなく、腕立て伏せだ」


貴州抗議事件:少女強姦説を否定する当局、「レイプではなく、腕立て伏せだ」



これにはさすがに中国人もびっくりである。
当局の異例の説明に、ネット上の掲示板で罵倒の書き込みが殺到、「今後、腕立て伏せを見ると恐怖を感じる」「2008年ネット最流行語は、腕立て伏せになるだろう」などとネットユーザーらが皮肉った。
記者会見は、質問した記者の発音はアクセントのないいわゆる棒読みで、答える当局側も出来合いの文章を見ながら読み上げていた。

「元大手新聞社記者」と自称する人が投稿した分析によると、記者会見の現場にいる人たちの80%以上がサクラだったとのことである。勿論この分析も怪しい。

記者会見での貴州省公安庁のスポークスマンの発表によると、6月22日午前3時、現地の警察が少女の死体を川から引き上げたという。少女の遺体を検証したところ、いかなる性的な侵害を受けた様子もないという。

死亡した少女の親族は「死体は少女の親族によって川から引き上げられ、公安局が死体を奪おうとし、強制的に火葬しようとしたが、親族に止められた。そのため、親族は公安に酷く殴られた」と話している。さらに、公安局は親族に、死体を川から引き上げたのは公安局であると証言するよう強要し、それを断った少女の叔父もひどく殴られた。
壮烈な死体の攻防戦が繰り広げられたようだ。

現地に入り、少女の親族を取材した人権活動家の証言によると、数日前に、当局は死亡原因を調べると言う口実で、遺体を解剖し、少女の子宮、産道、目などの器官を強制的に収奪したという。

証拠隠滅工作である。貴州に見られるような地方官庁の不正行為横行は日常茶飯事である。
話はそれるが、共産党一党独裁の中共政府にあっては自浄作用が機能していない。末端の腐敗に対して中央政府は有効な措置をとれないでいる。それは体質が同質だからだ。下手に正義ぶると横やりが入って足の引っ張り合いになるのだろう。
官僚支配の弊害は共産主義の最大の欠陥だが、天下りが我が世の春を謳歌している日本も擬似共産主義国家といえなくもない。
自民党に相当する二つの政党が馴れ合いで見かけ上の政権交代しているアメリカも、事実上は一党独裁体制である。一見ソ連時代に逆行しているようなロシアの方が、体制としてはアメリカよりマシなのである。

また、記者会見で一部のメディアが報道した、「少女の叔父が公安に殴られ、死亡した」問題について、叔父は公安に殴られたのではなく、ヤクザに殴られたと説明し、現在、政府当局が調査中だとしたが、叔父が死亡したかどうかについての説明はなかった。

この叔父さんの死体争奪戦は行われなかったのだろうか?
現地の住民によると、現在、当局はすべての住民の家を回っており、少女の家族が騒乱を起こした行為を批判する署名を住民らに強要している。
チベット大暴動に批判して聖火リレーに抗議した先進諸国に対する中共政府の工作員動員作戦は記憶に新しいだろう。
えっ、もう忘れた?!
日本にも大挙して「中国人留学生」が長野に押し寄せただろう。あのような威圧行為が中国流自己正当化なのである。
当局の発表によると、現在、一部の「刑事犯罪者」がすでに逮捕され、現地は秩序を戻したという。
少女の親族は逮捕されたということだろう。

同事件について、当局に対する民衆の批判がインターネット上に溢れている。中国共産党創立記念日の7月1日に、「赤匪を追出し、中共を血で洗う」などの激しい中国共産党を非難する書き込みが多く見られ、インターネットスパイが懸命に削除しようとしているが、1億人もいるネットユーザーには勝てない。さらに、事件が発生した日は、またも今年の災難の数字8に絡むなどの噂が再び広まり、北京五輪の無事開催を必死に守ろうとする共産党中国当局にとっては不気味な警鐘が鳴り始めた。

ネット工作員を大量動員して「正当化」しても、一般ユーザーのほうが数は多いらしい。中国にもまともな人はいっぱいいるのだ。
しかし、残念ながら現実に中国を実行支配している連中はまともではない。オリンピック見物をするには勇気がいりそうだ。


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