2006.01.27付けCNN Web postedによると次のように伝えている。
米自動車最大手ゼネラル・モーターズ（ＧＭ）が２６日発表した０５年決算は、８６億ドル（約１兆円）の赤字と、市場の予想を上回る業績悪化を示した。これを受けてＧＭ株は前日の終値から３．４％下落し、２３．０５ドルをつけた。
同社発表によると、０５年１０－１２月期の赤字は４８億ドル（約５６００億円）に上った。赤字はこれで５四半期連続。年間の赤字幅は９２年以来最大となった。
特に北米では販売台数が前年を３％下回り、５６億ドル（約６５００億円）の赤字を記録。これに人員削減などのリストラ費用１３億ドルと、破たんした部品会社デルファイへの支援２３億ドルという負担が加わった。
リチャード・ワゴナー会長兼最高経営責任者（ＣＥＯ）は、「０５年はＧＭ史上最も困難だった年の中に入るだろう」と話している。ワゴナー氏によると、ＧＭは計画通り、０８年までに３万人の人員削減、１２工場の閉鎖を進める構えだ。
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１兆円というとライブドアの株価もこの程度の含み損を出したから感覚的に大したことないような印象を受けるが、実業での赤字だから実際には大変だ。かつての鉄鋼産業同様自動車産業もいよいよ斜陽化してきたようだ。今景気の良いトヨタだって明日は我が身だ。
