国内初のタミフル耐性確認 新型インフル、大阪の女性
日本でもタミフル耐性新型インフルエンザが出現するのは時間の問題と見られていたが、意外と早かった。世界でも2例目である。
海外ではデンマークの患者から初めて見つかったと先月末に報告された。
大阪の女性患者はリレンザを服用して既に回復している。それにしてもタミフルは副作用があったり、アメリカの圧力で無理やり買わされたり、すぐ効かなくなったりで、問題が多すぎである。
一方大阪府は、6月18日に遺伝子変異を確認したにもかかわらず、2週間公表していなかった。大阪府は「7月1日に厚生労働省に報告したところ、すぐ発表するように言われた」と説明している。つまり、厚労省にも2週間も隠匿していたのである。大阪府立公衆衛生研究所はどのような管理体制になっているのだろうか?
府によると、耐性ウイルスが検出されたのは、大阪府豊中市に住む40代の女性教諭である。
女性教諭は5月17日に新型インフルエンザと確認された患者の濃厚接触者で、翌18日からタミフルを予防的に投与されていた。ところが5月24日に微熱を訴え、28日に新型インフルエンザと診断された。リレンザによる治療を受けて回復した。
厚労省は「周囲への感染が確認されておらず、公衆衛生上の危険はないと考えられる」と根拠もなしに問題性を否定している。
女性教諭に感染させたキャリアが他の人物に感染させた可能性がないことを本当に確認したのか、はなはだ疑問である。
この調子では、新型インフルエンザが秋口以降に強毒化して流行したら100万人以上の死者が出そうである。
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