日本でも何かにつけて「ネクタイをしろ」と騒ぐ馬鹿が多い。昔はもっと多かったが、クールビズとかで夏場に関しては以前ほどではなくなった。
ネクタイを強要させたがる馬鹿は権力志向の奴が多い。
犬に首輪をはめる感覚でいるのだろう。首輪をはめさせていないと飼っている気がしないにちがいない。
ネクタイはヨーロッパで考案された防寒具である。体熱の放散を遮断して体温を保つ工夫である。
ヨーロッパを日本同様温帯と思っているおめでたい連中も多いが、緯度を見れば一目瞭然、「亜寒帯」である。イギリスなど樺太と同じ緯度だ。いわゆる温帯は地中海沿岸部に限定されると言っていいだろう。
イギリスでもロンドン周辺は暖流であるメキシコ湾流の影響で緯度の割には暖かいが、内陸部やスコットランドなど「亜寒帯」を通り越して「寒帯」に属する気候である。
ちなみに日本も黒潮の影響で緯度の割には暖かいのである。
熱帯のマレーシアやモンスーン気候の日本の夏場などで防寒具のネクタイを着用させようという発想は、それ自体国民を愚弄しているのである。
いくら日本が太平洋戦争でボロ負けし、現在も植民地同然の状態とはいえ、風体まで亜寒帯国家のマネをしろとは、かつての清朝の弁髪強要と大差ない屈辱的な強要である。
伝統的な和服のスタイルと比較しても、スーツが日本の風土と無縁のものであることは一目瞭然である。
植民地では支配者が原住民に支配者の文化を強要するが、世界中から猿まね民族と酷評されている日本人は日本人自ら猿まねをし、しない者に強要したがるのである。
君が代もまさに同じ発想で馬鹿どもがはしゃいでいる。
犬右翼とバカウヨは真夏でもスーツを着てネクタイをはめていろ。スーツの色は黒だ。
(記事)
着用を強要するな! ネクタイは健康上有害…医師会が主張
マレーシア医師会は、ネクタイが健康上有害であると主張し、医師にネクタイ着用を強要しないよう保健省に訴えた。1日付のスター紙が報じた。
それによると、同医師会はネクタイが非衛生的であり、感染症などを広める危険性があると指摘。ネクタイは頻繁に洗われるものではないため、肺炎や血液の感染症を引き起こす病原菌を運ぶことがあると主張している。
一方、同省関係者は同紙に対し、病院内医師の服装規定を緩和するためには、ネクタイが健康上危険という証拠がさらに必要だの見解を示した。
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