明らかにいかがわしいところから金が出ている臭いが漂っていた。TBSを筆頭とする一部マスコミの宣伝が非常にカルト的だからだ。TBSが最近おかしいと言う噂は本当かも知れない。
19歳・亀田興毅、微妙な判定で王座奪取-WBAライトフライ級王座決定戦
興毅“不可解判定”で世界奪取
上が右翼系のサンスポの提灯記事、下がスポニチのまともな記事である。サンスポは2日の段階では微妙な判定という表記を使いながらも、亀田を絶賛していた。批判が高まった途端、急遽記事を差し替えた。
同じ提灯記事でも日刊スポーツはもっとひどい
八百長疑惑のつきまとう亀田の試合だったが、試合は判定になり、2対1で一ポイント差で亀田がタイトルを奪取した。わざとらしい印象の試合であり、八百長の疑いは払拭できない。スポニチが指摘しているように金というジャッジの判定は異様であった。
個人的な見解ではやはり八百長であったと思う。理由は試合展開が不自然だからだ。
全体の流れに不自然な胡散臭さを感じるのである。各ブログのアンケートでも九割以上がランダエタの勝ちとしている。
今回のタイトル奪取で、すでに宣伝に巨額の投資をしていたTBS系マスコミはここぞとばかり騒ぎ立て、それに乗せられているファンも鬼の首を取ったように騒ぎ立てている予定であったろうが、世間をなめすぎていたようだ。
試合が始まる前までは各マスコミはTBS系に便乗し、ファンも乗せられていた。大政翼賛的に「亀田は強い、文句を言う奴は非国民」というようなカルト的な雰囲気まで漂っていた。
試合終了直後は、亀田勝利を取り上げているブログも多かった。8割は単純に喜んでおり、判定を疑問視しているのは1割、最初から八百長と決め込んでいるブログが1割というところだった。
応援していた連中は喜んでブログを書きまくり、気にくわなかった連中は、ちくしょうめと黙り込んだだろうからそうなったのだが、実際には今回の試合結果を残念がっている連中も翌日には黙っていなかった。
判定が不自然なのは事実であるが、単純に喜んでいた連中は、その部分には頭が回らず、勝ったという事実だけに酔いしれていた。TBS系マスコミの垂れ流したサブミナル効果がかなり効いていたようだ。
騒いでいた連中の多くは若者で、思考経路も単純で、提灯記事を鵜呑みにして、「今回の勝利は本人の努力の結果であり、八百長だとか悪口を言う奴は、彼の地道な練習の成果を知らないから勝手なことを抜かすんだ」「単に表面的な彼の粗野な態度に反発して嫌がらせを言っているだけ」と決めつけていた。
今回の試合が、八百長であった場合、どの程度の八百長なのか、一応分析してみる必要もあるだろう。
一番手が込んでいるパターンは、完全なやらせ試合。ランダエタとの合意の元、台本通りのお芝居を演じるのである。試合後「勝負は無効だ」と騒いでいるランダエタも、それとらしく見せるための演技をしていると言うことになる。
丸抱えのヤラセならば騒いでいるTBS系マスコミから関係者全部がグルであり、莫大な資金がかかってしまう。ただ、あのリングアナウンサーの判定結果の臭い言い回しを見ると、もしかしたらと思ってしまう。
次に考えられるのは、ランダエタのみ買収している場合。これはそれほど金がかからない。ファイトマネーの数倍の賄賂で話は付くだろう。仮に彼がチャンピオンになったとしても収入はたかが知れているのである。
ランダエタが手抜きをするならば早い段階でノックアウトされてしまえばいいのだが、さすがにそこまで見え見えなことはやれなかった。最初から12ラウンドやろうという話がついていた可能性もある。
一番状況にあった解釈は、ランダエタとジャッジを買収した場合。ランダエタには因果を含め、12ラウンド適当に戦え、亀田には一ラウンド目にダウンして見せろと指示し、判定に持ち込ませて亀田の逆転勝ちの印象を与える。しかし、あまりにも臭い展開で、これで大半の客が喜ぶとしたらずいぶんと客をなめたものだ。(試合直後の反応では、この田舎芝居が案外成功しているような印象もあったが、翌日のボロクソ批判を見ると、世間をなめすぎていたということになる)
最後にジャッジだけ買収した場合、これが一番安上がりだが、ランダエタにその気になられて亀田がノックアウト負けしたら何もならない。しかし、ばれた時のリスクは一番少ない。世界選手権でもこれは常識的にやられている。やらない奴はアホだといわれているくらいだ。もちろんこれとて八百長に違いない。
数時間もたたずしてマスコミは一転して亀田バッシングに転じたが(本当に「長いものには巻かれろ」だ、マスコミの報道を一方的に信用するのは本当に怖ろしい)以上の推論は「もし、八百長だったら」という仮定の下の話であって、八百長と確定されたわけではないことを強調しておく。ガチンコ試合であった可能性も当然ある。
私が一番心配しているのはTBS系マスコミのあおり記事だけに乗せられ、それだけを根拠につられて騒いでいる連中の存在である。
一般的な亀田ファンをどうこう言うつもりはない。誰が誰を好きになろうとそれは自由であることは当然である。
一方的な情報に洗脳され、「自分の心地よい感情に水を差すような奴は敵だ」という刷り込みまでなされている。
こんな精神構造が危ないのである。
冷静・客観性の欠落は若者の特徴で、特に現在の若者がひどいとは思えないが、「何故マスコミが異常な宣伝をするのか」「これだけ宣伝に金をかけ、もしタイトルマッチで亀田が負けた場合、投資した資金をどう回収するのか」「超軽量級のタイトルマッチのギャラは比較的安い。対戦相手を買収する可能性を考えないか」「不自然な判定をしたジャッジに金を渡した可能性はないか」
一方的なマスコミ情報を鵜呑みにしている人には、この程度の疑問は頭に浮かんでほしいものだと思う。
投資の回収作戦に関しては、ワールドカップみたいに、負けるとわかっていても騒ぎ立てて、負けが確定する前に投資分を回収するパターンもあるが、今回は3人兄弟なので、いきなりこの戦術は使えない。
私の思いは以下の通りである。
素直なのも結構だが、悪い奴にだまされた場合、ひどい事態になる。特に怪しげなカルト集団が幅をきかして、カモの若者が多く引っかかっているご時世である。すこしくらい意地の悪い疑いの精神を持った方がいいのではないだろうか?
亀田が勝って、日本中がお祭り騒ぎになるような悪夢を想像していただけに、そうならないでよかった。まだ、日本は捨てたものではないと思えてきた。
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