さすがはアメリカ、国際情勢の分析は鋭い。特にエネルギー資源に関しては、世界制覇を続ける上で最重要問題と位置づけている。仮想敵国である中共の動向に敏感になるのは当然である。
東シナ海のガス田に関しては、埋蔵量如何によっては早々にメジャー系と合弁して開発してしまうのも手かもしれない。
中共と友好的関係など期待するだけ無駄なのである。
(記事)
米国防総省は23日、中国の軍事力に関する06年版年次報告書を米議会に提出した。中国の軍備拡大が短期的には台湾海峡有事の対応に焦点が置かれている一方、「別の地域での資源や領土をめぐる紛争に適応できる能力を備えつつある」と指摘し、東シナ海ガス田開発をめぐる日中対立などをにらんだ軍事力向上に強い警戒感を示した。
報告書は02年から毎年議会に提出されている。05年版は、中台間の軍事バランスが崩れ、中国の軍拡が将来的には台湾を超えた地域での「明確な脅威」となる可能性を指摘。今年版でも、この内容を基本的に踏襲した。
報告書では、中国軍が「長期的な変革の途上にある」とし、「長期戦を念頭においた冷戦型から短期間でハイテク兵器に対応できる近代型戦力への転換を進めている」と強調。「潜在的な競争相手」との位置付けを改めて指摘した。
<中国>日本との資源紛争で軍備拡大か 米防総省が年次報告
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