絶滅の危機にあるアムール虎の赤ちゃん２頭が、中国の動物園の冷凍庫から見つかった。同国ではトラの体のさまざまな部位が薬として珍重されており、数日前にも同様の事件が発覚したばかり。
先月も、中国遼寧省瀋陽市の「氷川動物園」で、絶滅の危機にあるアムール虎５頭のうち１頭が、ほかの虎に食い殺される、という不祥事を起こしたばかりである。動物園の担当者は「資金難で、この２年間十分なえさを虎に与えていなかった」と共食いを認めている。どのような経営なのか理解に苦しむ。
中共と言う国家には基本的に動物愛護の精神はないようである。外国に非難されるから外面を取り繕っているだけなのだろうか？
えっ、パンダや朱鷺は保護している？
金になるからでしょう。
虎もパンダ並みの希少動物である。当然中共政府も保護しているのだろうが、民間には浸透していないようだ。動物園からしてこれでは、動物保護に対する取り組みが真剣でない証拠である。
数日前には、同地域の別の動物園で、アムール虎１頭が皮を剥ぎ取られ、頭を切り落とされた姿で発見されていた、とも伝えている。
(記事）
絶滅危機の虎２頭、中国の動物園の冷凍庫から見つかる
