(絵はスズキ「マー坊」)
日本では「金がない」と騒いでいる割には、私から見るとふざけたような値段の高い車に乗っている連中が大勢いる。一昔前は、ドイツ製のスポーツカーや高級セダンが高級車の代名詞だったが、現実には四駆やワンボックスカーも似たような値段である。
軽乗用車も増えたから、社会が階層化しているのは事実であろう。「国民車」などというのは死語である。
私としては金がないので、スポーツカーは論外、四駆もセダンもワンボックスもいらない。ひたすら安い車がほしい。
インドの財閥系タタ自動車は24日、10万ルピー(約29万円)の低価格車を来月10日、ニューデリーで開かれる自動車ショー「オートエキスポ」で発表すると明らかにした。
残念、インドの話だったか。何とか日本でも販売してくれないか? 故障ばかりしている車だと困るけど。
インドの乗用車市場で、圧倒的にリードするスズキを追撃する。すでに、カルロス・ゴーン氏が3000ドル(約34万円)の激安車を、インドのメーカーとの提携で10年までに生産する方針を明らかにしている。
何と、インドではスズキが強かったのか。私もアルトに8年も乗っている。インドでは激しい安売り合戦を展開しているようだ。
スズキのことだ、必ず低価格車を開発するはずだ。
こんなむちゃくちゃな値段の車を日産は日本では絶対売らないだろうけど、スズキなら「もしかして…」なんて期待していいかなあ?
(記事)
29万円の車発表へ インドのタタ自動車