八百長とは言っても、別に試合をやったわけではないから亀田一家がどうのこうのと言うつもりはない。八百長よりヤラセと言った方が適切か?
えっ、大して変わりない?
まあ、どうでもいいですかねえ。
嫌がる亀田一家を無理矢理金平会長がひっぱてきたことはスポーツ紙等でバレバレである。
亀田一家に反省する気などハナからない。おそらくは背後にいる例の人からの恫喝があったものと推測される。
金平会長はバッタのようにひたすら頭を下げ謝罪のコメントを喋り続た。史郎氏はふんぞり返っていたが、彼なりにしおらしくしていたのかもしれない。やむを得ぬ事情で連れてこられたのだから不機嫌なのは仕方あるまい。
「ご迷惑をかけてすみません。これから一歩一歩やっていきますので、よろしくお願いいたします」と史郎氏は一生懸命覚えてきたらしい挨拶を訥々と喋った。
続いて坊主頭に変身した大毅選手に挨拶を促したが、大毅選手は下を向いて黙ったまま頭を横に振った。その様子を見た金平会長がスタッフに命じて大毅選手を退出させた。大毅選手はひと言も声を発することなく会見場を後にした。打ち合わせ通りの進行か?
彼にこれ以上の芸を期待しても無駄だろう。
史郎氏は、「大毅が前夜自発的に頭を剃って会見に臨んだ。家でもずっとあの状態です。みんなの前に出てしゃべられへんでも、態度でわかってもらおうという気持ちです」と弁明した。
大毅選手が無言で沈んでいたのは、強制的に坊主にされたからもしれない。
「対戦相手の内藤選手への謝罪の前にJBCに来るのは反対なのでは?」という意地の悪い質問に対して、金平会長が「内藤選手へは日を改めて謝罪したい」と答えた。しかし、何となく、もう金で話が付いているような気もする。
「大毅選手の1年間の出場停止処分は重い」と史郎氏が文句を言っていた件を記者が本人に尋ねると、「処分は仕方がない」と史郎氏は神妙に答えた。ゴネが利かないのだから仕方あるまい。どちらにしろ、処分とは無関係に大毅選手は一年間は使いものにならない。
「反則を指示したか?」という質問に対して、史郎氏は「してはいません。『最後はポイントも取られているから悔いのないように戦え』と。あとはマスコミがどう捉えようが自由だが、おれらは言ってない」と開き直った。そんな言葉は録音されていなかったが、要は「息子が自発的にやった」と言いたいのだろう。麗しい家族愛である。本当のことを大毅選手に訊きたくてももう逃げちゃった。
これまでの亀田家のパフォーマンスやボクシングスタイルについて質問されると、史郎氏は「スタイルはとりあえず自分らのスタイルなんで。反則行為のことは指導していくつもりです」と答えた。彼らに芸風を変えろというのも酷だろう。反則と八百長はやめたら何が残るのだろう?
これまでの過激な発言について訊かれると、史郎氏は「わかりません」と口を濁した。発言に関してはTBSの台本任せである。彼に分かるわけがない。
金平会長が最後の方で「結果が全て。今回の結果は負けたのですから、どんな批判も仕方がない」と言ったが、「結果」のみに異様な関心を示す彼ららしいコメントだった。
(記事)
大毅丸刈りで登場も無言で去る…内藤への謝罪なし会見
世界タイトルマッチで悪質な反則を繰り返し1年間のライセンス停止処分を受けたボクシングの亀田大毅(18)=協栄=が17日、父の史郎トレーナー(42)、協栄ジムの金平会長とともに東京都内の日本ボクシングコミッション(JBC)事務局で試合後初めて記者会見。しかし大毅、史郎トレーナーからチャンピオンの内藤大助(33)=宮田=へ明確な謝罪はなかった。
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