真相世界(The truth world)

201406「プラスティグロメレート」新鉱物発見!何とプラスチックゴミから自然生成

プラスチックゴミででできた新タイプの岩石が発見された
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1401979840/-100

プラスチックとは想像よりも長く付き合わないといけないようだ。埋立地の邪魔になったり、北極圏海氷にトラップされるだけでなく、そのうちの一部は岩石へと変わる。科学者たちによると新しいタイプの岩石はプラスチック、火山岩、海砂、貝殻、サンゴが互いに固結したもので、ハワイの海岸に形成され始めているという。

「この論文は興味深くて魅力的だ」とペンシルヴェニア大学の地球物理学者、ダグラス・ジェロルマック(Douglas Jerolmack)は話した(彼はこの研究に関わっていない)。
「これらのものが保存されるなら、世界中でいつ人類が地球を支配するようになり、大量のゴミを置き去りにしたかを示す良いマーカーとなるだろう」

ウェスタンオンタリオ大学(カナダ、ロンドン)の地質学者のパトリシア・コーコラン(Patricia Corcoran)と海洋学調査船アルギータ(Alguita)船長のチャールズ・ムーア (Charles Moore)は、ハワイ島の海岸に新しい岩石を発見した。これらの岩石を彼女らは「プラスティグロメレート」と名づけ、キャンプや釣りの人間が捨てたプラスチックが火の中で溶けたものから形成された可能性が高い、とチームは今月の「GSA Today」誌に報告した。山林火災や溶岩流などの熱源と「豊富なプラスチックデブリ」があるところはどこでも、「プラスティグロメレート形成の潜在性がある」、とコーコランは話した。
プラスチックが溶けると、岩石片、砂、貝殻デブリを互いに固めるか、あるいはプラスチックはより大きな岩石の中に流れ込んで割れ目や泡を埋め、一種のガラクタのフランケンシュタインを作ることがある。

コーコランによると一部のプラスチックはまだ、歯ブラシ、フォーク、ロープなど「考えつくあらゆるもの」として判別できる。いったんプラスチックが岩石やサンゴなど高密度の物質へと融合すると、海底に沈み、埋まって地質記録に保存される可能性は高まる。

コーコランらのチームはさらにこの岩石を求めてハワイ島のカミロビーチを詳細に調べ、調査した21地点全てでプラスティグロメレートを見つけた。彼女によると人々はすでに他のハワイ諸島の島でプラスティグロメレートを見つけていて、彼女は世界中の海岸にもっとたくさんあると予測しているという。プラスティグロメレートは広く分布しているが、今まで気づかれなかっただけである可能性が高い、と彼女は話した。

ジェロルマックは同意する。「世界中でゴミが大量に公然と埋められており、もっと多くの[プラスティグロメレートが形成される]溶けたプラスチック堆積物があるのが想像できるだろう」

この発見によって、自然プロセスにおける人類の甚大な影響が地球史の新しい時代、人類世(Anthropocene)の公式宣言を正当化するかという議論が加速する、とライセスター大学(英国)の古生物学者、ヤン・ザラシェヴィチ(Jan Zalasiewicz)は話した(彼はこの研究に関わっていない)。一般にプラスチックはあまりに普及しているため、野生動物の胃の中や海底など、たくさんの驚く場所から報告がある。1950年以来のプラスチック生産量は600万メトリックトン近くあり、地球全体をプラスチック・ラップでくるめるほどの
量だ。プラスチックの豊富さと環境内での耐久性を合わせれば、それが化石記録に残る可能性は大きい、とザラシェヴィチは話した。「プラスティグロメレートをはじめ、プラスチックは人類世の開始を認知する重用なマーカーの一つだろう」

だがプラスチックがいつまで持続するかは議論の余地がある。ジェロルマックによると、彼はこの物質がそのまま化石記録に残ることを疑っているという。最終的に、プラスチックは溶け、岩石はしばしばテクトニックプロセスと埋没によって地獄のような深度と温度を経験する。ケンブリッジ大学の(英国)地質学者、フィリップ・ギバード(Philip Gibbard)によると、彼はプラスチックが「埋没条件が良ければ、その起源である石油の原料に戻る」と想像しているという。しかしザラシェヴィチとコーコランはそれがすべてのプラスチックに当てはまらないと話す。一部の物質は化石の葉が保存される方法とよく似た、薄い炭素フィルムとして保存されることがあるだろう。ザラシェヴィチによると、一部の稀なケースでは、その炭素の輪郭に「潰れたプラスチックボトルの形が残されているかもしれない」


巷間の意見>>
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タンカーが捨てる排水の油から
プラゴミなんかに吸着して石炭のようになってるのはよく海で見るわ
三国の海底は特にひどい

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(T_T) 海底には鉱物ではなくてやばい化学物質が生成されていそう。

巷間の意見>>
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生焼けプラスチックが土砂を取り込んで再凝結するような場所、
日本だと どこに有るだろうな?
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(T_T) ゴミ処分場ですが、やはり化学物質の方が…。

巷間の意見>>
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文明があったことを示し
かつエネルギー源としても使える
未来の人が発掘したら面白くてしょうがないだろな
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(T_T) 迷惑至極な話として怒り出すと思いますよ。

情弱の妄言>>
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百均の洗濯バサミとか、数年で脆くなって壊れるな
ああいうのは返って地球に優しいのかも
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(T_T) 逆じゃ!↓

マイクロプラスチック
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%81%E3%83%83%E3%82%AF


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