今回の事件は根室半島の目と鼻の先で起こった事件である。日本とロシアの主張する領海は異なっているが、実際はロシアのいいなり、日本は何もしていなかった!
沿岸をちょっと離れるともう敵地である。
北方領土海域には機銃掃射を辞さないロシアの巡視艇がうようよいることはわかった。それでは日本は何をやっているのだろう?
調べてわかったことは国民を食い物にする天下りとやる気の全くない政府の対応ぶり、ロシアにおびえながら命の危険を冒さなければ生活できない地元住民の苦悩。あいもかわらず小泉を支持し、亀公のヨタ記事にうつつを抜かし北方領土問題などに無関心な日本国民の呆れた実態だった!!
麻生や武部が「ロシアに厳重抗議する」などと言っているが、記事をよく読めば国内向けのリップサービスだけであることがわかる。すでに外交問題に馬鹿な日本人の関心も薄れ、結局悪いのは侵犯した漁船側ということでマスコミもトーンダウンし、亀公騒ぎのように、最初は騒ぐだけ騒いで、都合が悪くなるとうやむやにして黙ってしまういつものパターンで終わりそうだ。
森田さんを射殺したのは直接的にはロシアだが、本質は「北方領土海域をロシアの好き放題にやらせて、自国を防衛する意識が全くない政府の無責任外交の犠牲になった」と解釈すべきだろう。
小泉が北方領土問題でやったのはこれくらいである。
(参照)
北方領土視察
「近いね。もっとはっきり見たかった。霧がかかっていたからね」と例によって他人事を言っただけである。
実際政府がやっているのは「北方領土問題対策協会」という天下り13名コネ職員19名からなる団体が天下りの退職金を捏造するために予算を食い物にしているだけである。「北方領土問題対策協会 天下り」で検索するとぞろぞろとヒットしてしまう。頭に来ている人も相当いるみたいだ。
ロシア政府が遺憾の意を示さないので、日本の新聞は「北方領土島民が遺憾の意」などという姑息な記事を仕立ててお茶を濁そうとしている。
北方領土島民が遺憾の意 背景に密漁横行を指摘
(記事)
根室沖でカニ漁船が銃撃、拿捕(だほ)された事件の直後に、北方四島の択捉島を訪れていたビザなし交流訪問団が21日、北海道根室市の根室港に帰港した。訪問団によると、地元行政府幹部が事件について遺憾の意を示し、日ロ双方の参加者は「銃撃は残念だったが、交流は続けるべきだ」との意見で一致したという。
(参照)
漁船銃撃・死亡の盛田さん、悲しみ新たに告別式
拿捕事件の漁船船長ら3人、勾留26日まで延長
進まぬ北方領土交渉、漁業にも影 漁船銃撃事件
※経緯を知るには一番わかりやすい記事か?
調整規則ライン
クローズアップ2006:北海道・根室の漁船銃撃 「危険操業」常態化の中
北方領土沿岸、細るカニ資源 危険な海、覚悟の漁
北方領土 wikipedia
北方領土問題対策協会ホームページ
※やる気のまるでない天下りサイト
財政投融資と特殊法人
※上記のようなダニ法人を告発するサイト
特殊法人問題※上記のようなダニ法人を告発するサイト
官僚天下り先
※このページの最後を注目 天下り役員13名 一般職員19名で構成されている団体です。
LINK
[真相世界]に戻る
[21世紀思索する未来霊達]に行く
(関連過去ログを見る)
ロシア警備艇 日本人を射殺 北方領土の悲惨な現実とは?
最新の画像もっと見る
最近の「外寇問題」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2005年
人気記事