尖閣沖の沈没事故、中国が強い不満
尖閣諸島付近の海上で、台湾の遊漁船と海上保安庁の巡視船が衝突し、遊漁船が沈没した事故について、中共外務省は「島は中国固有の領土だ。日本がこの海域での違法活動を停止し、事故の再発を防止するよう要求する」と、因縁を付けてきた。
チンパンは利権第一の土下座外交をしているが、領土など重要な国益が絡む問題では、厚顔無恥な中共の姿勢が改めて浮き彫りになった。
魚釣島沖、海保船と台湾漁船衝突 漁船沈没、16人救助
事件があったのは10日午前3時20分ごろ。沖縄県の尖閣諸島・魚釣島から南南東約9キロの東シナ海で、第10管区海上保安本部の巡視船「こしき」(966トン、堤信行船長)と台湾の遊漁船「聯合(れんごう)号」が衝突、遊漁船が沈没した。遊漁船に乗っていた台湾人計16人は全員、巡視船に救助された。船長が顔に擦り傷を負った。巡視船の乗組員32人にけがはなかった。
尖閣諸島周辺で警戒活動中の巡視船が、日本の領海内に侵入してきた不審な遊漁船を発見。国籍などを確認しようと近づくと、遊漁船はジグザグに航行して逃走した。巡視船が右後方を追跡していたところ、遊漁船が急に右旋回し、巡視船の左船首部分に衝突した。
遊漁船が浸水を始めたため、巡視船はゴムボートを出して、遊漁船に乗っていた16人を救助。遊漁船は衝突から約1時間15分後に沈没した。
遊漁船は20~50トンで、乗っていた16人のうち乗組員が3人、乗客13人。船長らは「釣りをしていた」と話している。同海保は同日昼、こしきを沖縄・石垣島の石垣港に入港させ、16人から事情を聴いた。乗客13人については同日夕までに事情聴取を終え、別の巡視艇で石垣島を離れた。洋上で台湾の巡視船に引き渡す。船長ら3人の事情聴取は続ける。
台湾船が領海侵犯したのは政治的意図ではなかったようだ。しかし、侵犯行為をした意識はあったのだろう。
日本は海軍力をはもっと増強した方が良さそうだ。
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