しかし、「ゲスのやることは下品だなあ」という感想を持たざるを得ない。
本業の新聞は200万部くらい(公称)らしい。類は友を呼ぶというか、ウンコに蠅がたかるように、ゲスな連中が結構読んでいるのかな、とも思ったら大阪・奈良がほとんどというので、何のことはない、暴力団関係者が泣く泣く購読させられているというのが実態のようだ。
金を払ってまで購読しようという読者は少ないようで、本業は大赤字である。しかし、本社の実態も知らず、サンケイスポーツや夕刊フジを買ってしまう人は結構いて、心ならずも暴力団の資金源に協力する結果となっているようだ。
ウィキペディアは遠慮して「産経新聞」の実態を控えめに解説しているが、暴力団の関与は否定できないだろう。
これら新聞の特徴は「低俗な記事がメインなくせに、教育問題に妙に首をつっこみたくなる習性がある」ということだろう。勿論自民党に頼まれてのことである。
「iza!」とは何だ? と知名度は低いが、インターネット上で馬鹿を洗脳するために産経新聞が企画した擬似ニュースブログである。本当は会員制にして金を取りたいみたいだが、そんなものに金を払う馬鹿はいないと見えて、β版ということで無料購読になっている。
詳しくは以下の記事で確認されたい。
読者ブログを開設し、記事にコメントがつけられるニュースサイト「iza!」
産経デジタルは6月15日、「iza!」ベータ版の運用を開始した。産経新聞グループが提供するニュースを掲載し、会員登録によってブログを開設すれば、すべてのニュースにトラックバックできる。
iza!では、産経新聞グループが発行する産経新聞、サンケイスポーツ、フジサンケイビジネスアイ、夕刊フジの紙面などから、政治、ビジネス、文化、スポーツ、芸能などのニュースや写真を掲載する。閲覧や会員登録は無料。注目度の高いブログを産経新聞の紙面で取り上げるといった紙面連動企画も予定している。
また、サイトの開設に際して現役記者約60人のブログも開設しており、会員は記者のブログにもコメントできる。また、キーワード集やチームラボBDの開発した検索エンジン「SAGOOL」も搭載している。
要するに提灯記事を載せて、サクラにコメントを書かせる、というやり口らしい。以下の記事では、「有給休暇を使ってワールドカップを見に行った先生が処分されたのは不当だが、同じ有給休暇を使って裁判所に行った先生は赦せない、クビにしろ」と息巻いている。むちゃくちゃである。
しかし、記事の表現に一抹のもの悲しさが漂っているのは、書いている記者の自嘲の念が込められているからだろう。「何が悲しくてこんな会社に就職してしまったのだろう」という思いだ。同じ文筆に携わる者として同情に止まない。
【勿忘草】拝啓トンデモ先生 次は停職か免職ですね
さすがの産経も体罰推奨とまでは本文で書けなかったと見えて、コメントで補足させている。
「心」説いた熱血校長、給食粗末にした児童を叩き負傷さす
以下は産経が最も得意とするエロネタである。中共を愚弄する目的とダブらせている。
日本のAV嬢、中国政府の広告塔に!?
企業から頼まれれば広告記事も載せる。商売だから当然だ。
「予想外割」について孫正義社長に聞いた
スポンサーには商業右翼もいるので、以下のような記事も…。
新嘗祭を拝し
上記のような間抜け記事を載せている分にはご愛敬だが、産経の怖ろしいのはフジサンケイグループの一角であり、フジテレビに強い影響力があることだ。もっともフジテレビは他の企業も参画しており、鹿内親子も永久追放され、産経の思惑通りに動いてはいないが、ライブドア買収事件に見られるような政治的揺さぶりは常にあり、政府の意向に逆らい難い状況を強いられ、マスコミの中でも「国民白痴化計画」の先頭に立っている団体である。
フジテレビが政府のマスコミ操作のお先棒を担いでいる局であるという事実は認識しておいた方がいいだろう。
(参照)
産経新聞
フジサンケイグループ
フジテレビジョン
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