真相世界(The truth world)

200711TBS井上社長「亀田戦これからも放送します」


亀田大毅が反則を連発したプロボクシング世界戦を中継したTBSの井上社長は1日、TBSで行われた定例会見に出席した。

試合直後から約1500件もの苦情が視聴者から寄せられたことについて、井上社長は「TBSは目立つ亀田親子のキャラに着目し、視聴率稼ぎをもくろんだが、オヤジを含め彼らのチンピラそのものの言動に対してそのまま放送したのはまずかった。この点だけは反省し、編集することで対処したい。今後スポーツ番組で苦情が出ないようにしたい」という趣旨を原稿を読み上げるように答弁して、一言も謝罪の言葉はなかった。

TBSにとって亀田一家は高視聴率を稼げるドル箱である。カモが引っかかる以上金儲けのタネを切るわけにも行かないだろう。他の局もお相伴にあずかりたい意図は見え見えである。
当初本ブログは「TBSは損をしたのではないか? 暴力団とのからみで亀田一家を切れないだけでは?」と考えていたが、そんなことはなかったようだ。なかなか商魂たくましい。金のためなら何でもやるという心意気のようだ。

TBSが亀田一家を増長させたという批判について、石原専務は「あれは亀田家が勝手にやった行為で、スタッフは一応注意したが無視された」という趣旨の返答をした。
ショーアップが強すぎるのではないかと言う批判に対して同専務は「三度笠をかぶって出てきたガッツ石松とどこが違う」と過去の事例を出して開き直りに近い趣旨の発言をした。

さらに井上社長は「大毅が歌っているのは、リングの中だから、協会も許可した」と責任の所在はボクシング協会にあることを強調した。
石原専務も「歌えとこちらが強調したわけではない」と同調した。
実況アナの亀田びいきについて石原専務は会社の命令であることを認めた。
今後の亀田戦の中継について、井上社長は「ばんばん放送する」石原専務は「亀田一家の様子も垂れ流すぞ」という趣旨の発言をした。

サンスポはご丁寧に他局のコメントを載せている。
日本テレビの久保伸太郎社長は「うちもスポーツの偏向放送はしょっちゅうやっているから同じ路線のTBSの判断は責められない。他の奴らもお相伴に乗っていただろうが」という趣旨を述べ、TBSを擁護していた。


サンスポの親会社フジテレビの豊田皓社長は、「放送局はフェアな戦いを視聴者に提供することが大事」と日頃の自社の偏向報道を棚に上げてTBSを非難した。

テレビ東京の島田昌幸社長は「視聴率的には大成功でも、それでいいのか。メディア側にも責任がないとは言えない。そういう意味では猛省して欲しい」と批判したが、こんな局の発言は誰も意に止めない。


TBS・井上社長「反省」連発も謝罪せず…亀田戦続ける 



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