大学入試センター試験は不合理かつヘンチクリンな入試制度である。受験生の負担も大きい。このひどい試験制度にマスコミが沈黙を守っているのも、マスコミが御用機関と化している動かぬ証拠である。
例の教育再生会議も、現場イジメばかりに終始して、諸悪の根源である入試制度については何も語ろうとしない。文科省・教育委員会の利権剥奪が設立目的なのだから、そのうちやり出すかも知れないが…。
今回スクープしたのは毎日新聞だが、暴力団と癒着している亀田親子のスポンサーであるから、御用機関であることは間違いない。
ただ記者がマヌケにも、この記事が政府批判につながるとは思ってもいなかったのだろう。編集部も相変わらずぼんくらである。読売のように露骨な右翼記事も書かず、朝日のように偽装左翼でもなく、中道のつもりなのだろうが、それなら聖教新聞あたりと変わり映えしない。
今回の記事内容は、法外な受験料(18000円)をふんだくっておきながら、粗悪品を受験生に売りつけて一儲けしている悪辣な受験商法の一端をかいま見させている。
(参照)大学入試センター試験の仕組み
粗悪製品は天下のソニー製らしいが、2600円という売りつけ価格も疑わしい値段である。実質価格はその数分の一なのだろう。儲けはセンターとソニーで山分けの構図が見え見えである。
センターは例によって独立行政法人である。ということは「天下り」お定まりのパターンである。
(参照)センター試験受験料値上げ
公的行事であるはずなのに何故このような法外な受験料になるのか、当然ながらセンターは内訳など公表していない。公表したところででたらめな数字であろう。
政府が庶民イジメに専念しながらも、一方では小まめに天下り先を次々と捏造している事実に、国民も少しは気付いてもらいたいものである。
と言ってもダメだろうなあ。この国民にしてこの政府あり。国民総白痴化政策大成功である。
センター試験:リスニング機器、性能劣るのを承知で採用
音声トラブルが相次いでいる大学入試センター試験(英語)のリスニングテストをめぐり、センター(東京)が、現行のICプレーヤーの性能が競合メーカーより劣ると認識しながら採用していたことが内部報告書で分かった。数百円の価格差を重視して採用したとみられる。しかし、報告書は同時に重大な問題点として、使い捨ての現行方式に懸念を示し、早急にプレーヤーの再利用を検討すべきだと「警告」していた。
(参照)
大学入試センター試験
大学入試センター
独立行政法人大学入試センターの役職員の報酬・給与等について
国立大学法人法案の廃案を求める第三次意見広告
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kamonochidori
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