ミサイル試験で漁船避難 兵庫県が防衛庁に抗議
(寸評)
見出しを見て何事かと思った人はごめんなさい。しかし、ガセネタではありません。
北朝鮮のテポドンに対抗した防衛庁の威嚇行為だが、大新聞の取り扱いは皆無である。日本でミサイルを撃つ分にはあまり問題にならないようだ。飛行距離も短く領海内だから当たり前だが…。北朝鮮に近い航海上に落下させればおもしろいが、そんな度胸あるお役人はいないだろう。
しかし、落下地点をろくに民間に伝えていないというのは、北朝鮮を嗤えない、相変わらずのお役所仕事である。死傷者が出たらどうする気だったのだろうか?
(記事)
兵庫県の井戸敏三知事は26日、防衛庁が25日夕に兵庫県沖の日本海で地元に十分な事前通知をせずにミサイル性能試験を行い、試験海域にいた地元漁船が恐怖を感じて現場から緊急避難したとして、防衛庁と水産庁に抗議した。
漁船には数人が乗っていたが、けが人はなかったという。
防衛庁長官あての要請文によると、25日午後3時55分ごろ、兵庫県香美町の北方約130キロの日本海で、同県香住町漁協所属の「誠竜丸」(19トン)が漁具の回収作業中、航空機が低空で旋回した後、数キロ先の海面に5本の水柱が上がった。
県は「海面の水柱は、ミサイルの標的となる熱源を投下したため発生したのではないか」と説明している。
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