「50キロに5駅」の壮大なるムダ「古賀誠新幹線」建築中>週刊新潮の11月8日版の記事である。
私は普段新潮とか文春は読まない。金を出すに値しないヨタ週刊誌だからだ。今日たまたま医者に行き、暇つぶしに読んでいたのである。
新潮にしてはわりとまともな記事である。
現在2011年春の全線開通に向けて、新八代ー博多間の工事が進められているのだが、新玉名ー新鳥栖間のわずか50キロの距離に3つの駅が設けられることになっている。
という内容である。これも古賀誠と山崎拓が結託して利権漁りをやった結果だという。
一応wikipediaで「九州新幹線」なるものの実態を認識しておこう。
九州新幹線
九州新幹線鹿児島ルートは、博多~鹿児島中央間を結ぶ整備新幹線計画であり、2004年3月13日に新八代~鹿児島中央間が部分開業している。新幹線区間の新八代~鹿児島中央間を最速34分で結び、在来線特急時代に3時間50分かかっていた博多~西鹿児島(現在の鹿児島中央)間を最速2時間10分で結んでいる。
部分開業した区間のうち、約7割がトンネル区間であり、山陽新幹線と同様にトンネルの多い新幹線である。両として800系が開発・製造された。
開業後、新幹線が地下を走る鹿児島市武岡地区等では、予想外の振動や騒音が発生して住民から苦情が続出した。これに対処するため、JR九州では該当区間で減速運転を行いながら薩摩田上トンネル内の路盤改良などの工事に着手し、解決を図っている。
と博多~鹿児島間は1時間20分ほど短縮されるらしい(減速運転しなければ)。
やたらトンネルが多く、えらく土建屋が喜びそうなルートである。採算が合わないことはほぼ確実視されているようだ。
問題の建設費であるが、これがまた極めて不透明で、区間ごとに意図的に細分化され、負担事業者も複雑にしてある。しかし、1兆円を軽く越えることは確かだ。しかも、運行すれば毎年膨大な赤字になることも確かである。
週刊新潮も騒いでいるように、古賀という国賊が50Kmに5駅作らせ、ほとんどの駅が山の中か田んぼのど真ん中である。
土建屋や地元のボスには金が落ちるだろうが、九州の一般人には全くメリットのない代物である。
この手のあら探しは、やはり共産党である。
九州新幹線工事 政官業癒着の構図 発注・鉄建公団 12人が天下り
受注・ゼネコン 自民に巨額献金
えらくくどいタイトルである。中身を読まなくても何が書いてるかは大体見当が付く。従ってここでは引用しない。
おどろおどろしいタイトルのわりには、告発しているのは一件のトンネル工事だけである。「他はどうなっているんだ?」と共産党に聞きたい。
民主党は頬被りしている。もしかしたら、利権に絡んでいるのかも知れない。ホーホケキョの奴らが何か言うわけもない。
既存の政党は当てにはならず、国民の血税が虚しく使われていくことだろう。そしてアホの九州人はせっせと自民党の売国奴に投票し続けるのだろうか?
私は「九州に新幹線を走らせるな」などと言うつもりはない。「全ての利権と汚職を排除して公正にやってくれ」と願っているのである。おそらく3分の1以下の費用でできるはずだ。
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Unknown
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