私のブログもネタによく利用させてもらっている2ちゃんねるだが、内情は何やらドタバタしているらしい。
2日、ひろゆき氏は自身の経営する「2ちゃんねる」の譲渡が完了したと公表した。
その後、譲渡先はシンガポールの法人であることが判った。
この突然の発表に、ネット上では様々な憶測が乱れ飛んでいる。
ひろゆき日記@オープンSNS(2日午前7時7分)
2ch譲渡
≪そんなわけで、去年は何度も海外出張して2ch譲渡の打ち合わせをしてたりもしてたんですが、ようやく譲渡完了 しましたよ。。≫
譲渡先は「PACKET MONSTER INC. 」とされており、これについての詳細な説明はない。 「某朝鮮系のカルト団体では?」という憶測もある。
2ちゃんねる、“言論の自由なき日本”を見捨てた?
≪2ch.netのドメインを所有しているのはwhois上でもシンガポールの 「PACKET MONSTER INC. PTE. LTD.」となっており、形式上だが2ちゃんねるの所有権が「ひろゆき」氏の手を離れた。2ちゃんねるの所有権はこの数年、匿名書き込みをめぐる中傷・ 削除問題や損害賠償請求訴訟の点から幾度も“譲渡のうわさ”が流れていた。≫
見ていて恥ずかしくなるような大げさな見出しだが、このサンケイの記事では、「書き込みを保存するサーバー自体はアメリカ合衆国にあり、従来、2ちゃんねるガイドに添えられていた(書き込み削除の最終責任は管理人ひろゆきにあります。 )という表現自体も削除されている」ことを指摘している。
更に記事は「訴訟などの諸問題を解決するための“仮想法人”への“仮想譲渡”である可能性が濃厚だ。」と分析している。
まあ、常識的に考えればそんなところだろう。グローバル化することで、ひろゆき氏に対する責任追及を曖昧にさせる目的のようだ。ひろゆき氏には有能な弁護士がついているのだろう。極端に内弁慶な日本の官憲の実態に合わせた対策である。
ひろゆき氏自体の収入は現在ではニコニコ動画に依存していると推測され、2ちゃんねるの比重は相対的に低下しているのも事実である。
2ちゃんねる自体、出自は怪しげなアングラ掲示板だったが、マスコミが大げさに騒いでメジャー化した。ある時点から政治的にも利用されるようになり、現在ではある程度思想統制されている観がある。
私自身もスレッドやコメントを参考にさせてもらっているのだが、引用する際には注意を払っている。
表面的にはアナキーな言論活動が展開されているように取り繕っているものの、実際には特定のスレッドによって指向性を持たされている。ニュース欄ではその特徴が顕著である。
他のマスコミ同様、アメリカによる情報操作の道具として利用されているのである。サーバーがアメリカにあるのもそのためだ。
今回の法人移転で、政府はますます2ちゃんねるに手をつけにくくなったが、これもアメリカによる分断政策の一環だろう。
ニコニコ動画も同じ道を歩みそうである。
2ちゃんねるニュース欄を見ると、アメリカの批判はしているが、おざなりなものが多く、韓国や中国を極端に中傷するスレッドが多い。これも、アメリカとその走狗である自民・公明による抑圧の転嫁と大東亜構想復活の妨害を意図しているものと思われる。
うさ晴らしに2ちゃんねるに書き込むのは自由だが、工作員に釣られて踊らされないことだ。2ちゃんねるは決して「梁山泊」ではない。それどころか…。
(参照)
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