イルカ漁告発の反日嫌がらせ映画である「ザ・コーヴ」がアカデミー賞の長編ドキュメンタリー賞を受賞した。
【アカデミー賞】ドキュメンタリー長編賞、イルカ漁隠し撮りの『ザ・コーヴ』が受賞!
確かに私もイルカを食べてもしょうもない気はする。イルカ肉は偽クジラ肉として流通している。勿論、イルカ肉としても売られているが、味はクジラに較べて数段劣るとされている。
尤も、クジラもイルカも種的には区別がない。4メートルを基準に、大きいのがクジラで小さければイルカである。
しかし、クジラ自体歯クジラと髭クジラに分かれており、この両者はほとんど別種と言っていいくらい関連が薄い。イルカは歯クジラに属する。ちなみに歯クジラの最大種であるマッコウクジラの肉はまずくて食べられない。
イルカ肉の水銀汚染~日本における新たな水俣病~
「イルカを食べるな」という根拠として、「頭がいいから」「可愛いから」などという主観的な理由以外に、「水銀に汚染されているから」というものがある。
「ザ・コーヴ」でも、この主張が全面に出されている。
確かに、食物連鎖の頂点に位置し、クジラよりも近海に生息するイルカは水銀汚染の被害に遭いやすい。
しかし、水俣病並に汚染されているかは科学的裏付けがない。
イルカ漁告発の「ザ・コーヴ」、長編ドキュメンタリー賞受賞に和歌山県太地町が反発
イルカ漁はクジラ漁に較べて世間の認知度が低かったが、今回の受賞で世間の注目を集めるようになってしまった。
イルカ肉に対する認知度は低いので、クジラ漁ほど世論の同情も集まらないだろう。
イルカ漁だけで生活している人がいるかは定かではないが、地元にとっては深刻な問題である。
肉もまずいし、水銀汚染されており、クジラ肉として偽装販売されていたりと、イルカ漁を取り巻く環境は厳しい。
補助金を出して他の漁に転向させる政策を採るのもやむなしの観がする。
イルカ漁隠し撮り『ザ・コーヴ』監督がメッセージ「日本バッシングではない、日本人を高水銀レベルのイルカ肉から守りたい」
もっともらしいことを言っているが、制作した連中はシーシェパードと一つ穴の狢だろう。日本をカモにした環境ゴロである。ただし、着眼点がいいので、シーシェパードよりは頭が良さそうだ。
彼らの主張通り、日本政府がイルカ漁を中止させれば、「してやったり」と言ったところだろう。
以下は彼らが作った宣伝ビデオ。
THE COVE - Official US Theatrical Trailer in HD
イルカは頭がいい動物なので、アメリカでは軍用の研究が盛んである。
軍用イルカ
中には「イルカ爆弾」などという物騒な噂もある。軍用イルカは日本から輸入されたものらしい。イルカ漁も日米安保には役立っているのである。
「ザ・コーヴ」の連中が軍用イルカについて触れることはまず無いだろう。
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菅道真
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