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真相世界(The truth world)

200709鳥取砂丘落書き事件「HUCK」の正体判明


天然記念物である鳥取砂丘を無惨に荒らした実行犯はどんな奴らか?
最初に思い描いたイメージはヤンキー風のバカ者だったが、実態は一流国立大学生の学術サークルメンバーだった。

本人達は罪の意識など全くないようで、「落書き」を彼らのブログで得意げに表示していた。

2007年9月9日付の読売新聞が「砂丘に落書き 『景色台無し』」と観光客の怒りを報じたのが騒ぎの発端だった。記事では、「鳥取砂丘で最も高い場所にある傾斜面の『馬の背』で、縦15メートル、横50メートルにもわたって『HUCK』と砂に字が掘られていた」
一見すると卑猥な落書きと見まがうが、実はれっきとしたサークル名であることが判明した。

犯人を割り出したのは例によって2ちゃんねらーたちだった。字の情報や若者10~20人のグループという目撃証言をもとに、あっという間に、名古屋大学のアドベンチャーサークルを割り出し、スレッド上で祭り騒ぎになった、とのことである。

ところで今回の犯行であるが、罪はどのくらい重いのだろうか?

海岸で砂浜に落書きする連中は多い。今回もそれに類するだろう。要するに風が吹けばすぐもとに復元されるので大したことはないのだが、一時的にせよ景観を損ねたことは確かである。しかし、この近辺は観光客が慢性的に落書きしている現場でもあるようだ。

確かに落書きは見苦しいので、訴えた人の心情は理解できるが、小ネタにもかかわらず(その日はネタによほどこと欠いていたのか)大げさに取り上げつついた読売の姿勢には浅ましさを感じる。

さらに2ちゃんねるが尾ひれをつけて騒ぎ、J-CASTが便乗した、と言ったところだろう。

もちろん名大サークルの連中の行為が大人げなく、思慮に欠いたものであったことは言うまでもない。

徒然草で兼好法師は「都会の風流人は風景を遠くから眺めて楽しむが、下卑た田舎者はものに近づきべたべた触ったり壊したりしないと納得しない」と述べている。

(記事)

鳥取砂丘に名大生巨大落書き 集団心理で常識置き去り?

名大のサークルが落書きを明かしていたブログのページ 国立公園の鳥取砂丘で2007年9月8日朝、「HUCK」と巨大な落書きがされているのが見つかり、大騒ぎになっている。書いたとみられる名古屋大学のサークルは、法を犯した可能性があるのに、ブログで堂々と写真まで公開していた。AAAに続き、またまた発覚した若者の落書き行為。なぜ自分のしていることに自覚がないのだろうか。


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コメント一覧

朝日くん
ネタに困った?朝日が新聞、テレビで一生懸命おじいちゃんおばあちゃんを言葉巧みに洗脳してるのから見れば真っ当な記事のようだが。この御仁は読売を叩ければ何でもいいんだろう(苦笑)
とき
有名大学の学生が行ったから話題になったので、これが三流大学だったら話題にもならないでしょうね。
エス
微妙ですね。
このことはさっき、知りましたが…
なんとも言えないですね。
ばかばかしいというか、情けないというか(-_-;)
この大学生は今まで、何を勉強してきたのでしょ?
そして、こんな人達がこれから社会に出て、
大きな事ばかり言うのだろうなぁ~
通りすがり
どうでも良いこと
日本が平和でよい国だっていう事!!

砂にかいた落書きなんて、どうでも良いこと!!
75日も経たずに消えてしまうんだろうね!!
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