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真相世界(The truth world)

201004嗚呼代理人生! 若林元農水相 代理投票ばれてついに議員辞職


若林元農水相、議員辞職願提出 参院本会議での代理投票問題の責任をとって

≪自民党の若林正俊元農水相は2日午前、参院本会議での採決時に席をはずしていた青木幹雄前参院議員会長の投票ボタンを押していた問題の責任をとり、議員辞職願を江田五月参院議長に提出した。 ≫

青木氏がトイレにでも行きたくなって、「代わりにボタンを押しといてくれ」と頼んだのだろうか?
人のいい若林氏は「ほい来た合点!」と軽いノリで引き受けたものと思われる。尤も、青木氏は「知らない。驚いている」などと惚けてはいるが…。

≪若林氏は3月31日の参院本会議で、NHK予算案の採決の際、隣席の青木氏の「賛 成」ボタンを押していた。≫

議案は対決法案でも何でもない。青木氏の票はおそらく無効票になったと思われるが、「全会一致」法案である。

≪その場面が写真撮影され、発覚。民主党は1日、「国会の議
決を不正行為によってゆがめた前代未聞の事案だ」として参院議長に懲罰動議を提出した。≫

ごたごた続きの民主党にとってこの敵失は、まさに恵みの雨であった。当然のごとく鬼の首を取ったように騒ぎ出した。

国政における投票の場での一見常識では考えられない不正行為だが、おそらくこの程度のいい加減な採決は日常茶飯事だったのだろう。

若林正俊

若林氏は御年75歳。今回のチョンボでも判るように、少し認知の気も出てきている。今回あっさり辞任したのは、もともと今期限りで引退し、地盤を息子に譲る予定だったからだ。
何のことはない。予定が少し早まっただけの話である。

≪2006年、安倍内閣で環境大臣として初入閣を果たす。2007年5月28日から6月1日まで、松岡利勝農林水産大臣の死去に伴い、臨時代理を務めた。これは松岡の外国訪問中にはおおむね若林が臨時代理に指定されていたことなどによる。

8月1日、赤城徳彦農林水産大臣の辞任に伴い、農林水産大臣を兼任。8月27日の内閣改造により閣僚を退任したが、遠藤武彦農林水産大臣の辞任に伴い、7日後の9月4日に専任大臣として再度就任。≫

若林氏は農水省出身のキャリア官僚で、絵に描いたような出世コースを歩んだ人物だが、親分肌ではなかった。
政治家になってからは見事なくらい代理役に徹している。
もともと側近タイプの御仁なのだろう。

本来小物政治家であった若林氏が、大舞台に出てきた背景には、一年足らずでコロコロ首相の首がすげ替わった異常事態があった。
その場の間に合わせを真骨頂とする若林氏は「抑えの切り札」「ミスター・リリーフ」と呼ばれ重宝がられたのである。
先発がだらしないとリリーフが頑張るしかないのは政治も野球も同じである。

≪2009年の第45回衆議院議員総選挙で自民党下野が決まった後の9月16日には、内閣総理大臣指名選挙で自民党の首班候補となり、119票を得た(民主党代表の鳩山由紀夫は327票)。≫

これが、彼の代理人生上の華だったのだろう。自民党の首相候補が全員逃げ出して、他に代わりもなくまたしても若林氏が指名されたのである。勿論勝ち目のない投票ではあったが…。

その半年後に自らの政治生命を終焉させることになったのだが、果たして息子が地盤を引き継げるかは極めて厳しい。

もともと若林氏に対する地元の信頼は薄く、選挙でも度々落選していたし、いくら民主党が凋落しても、凋落合戦なら自民党も負けていない。何せ、利権政党のくせにほとんどの利権を小沢氏に奪われてしまっては、相手にしてくれる者も少ない。自民党の代紋を背負ってでは勝ち目が薄いのである。

更に悪いことには、ナンミョウさんが今ではすっかり与党のつもりでいることだ。支持率を失った民主党としても選挙協力せざるをえない事態になっている。ナンミョウさんを味方に付けた選挙がどんなに強いかは自民党が一番よく知っているだろう。一方自民党は支持率を失ったまんまである。
批判票もみんなの党あたりに持って行かれてしまうかもしれない。
みんなの党も中途半端な政党で、そこそこに批判票は集めるが、「当選させるまでには至らない」という、自民党にとっては妨害候補以外の何ものでもない。


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コメント一覧

真実イチロウ
■若林議員は最後まで黒幕の代理役に徹した(涙)■
 若林 正俊氏はすぐ潔く退職したが、議会制度の根幹を揺るがす違反の中心にいた青木幹雄の方が責任は重い。仮に代理投票を促され、もみ消しの代理にもされたなら許せない事だ!真実の告白を願いたい。
 1)記録映像↓によると、青木はわざわざ「出席名票」は立てたまま、あたかも「宜しく!」と握手を交わし,若林氏はチャンと会釈して送っている。両側の席が空席となり、「魔がさした」のなら左側の席のボタンを押すはずである。なぜなら投票ボタンは右手側に設置されている。3/31 13:01~14:30までの長時間、ずっと「魔がさして」右側の遠いボタンに体を伸ばし10回も押し続けることは相当の努力・熟練を必要とする。何らかの「義務感」が無ければできないことだ。
   http://www.youtube.com/watch?v=an2B62A9w2M&feature=related [ソースチェック]
 2)「参議院規則」の第6節「評決」の135条に、「評決の際に、現に議場にいない議員は、評決に加わることができない」とある。青木の行動は、この135条違反に相当する。 (若林氏には違反はない)
 3)丸10日たっても、青木は逃げ回るばかりで 国民の代表たる議員の「説明責任」と「訂正責任」を果たしていない。   
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/vote/174/174-0331-v001.htm [ソースチェック]  このように3/31の議決は自分が”投票”をしたとの”不正状態”のままとなっている。青木は↑の143条に従って異議を申し立てなければならない(この点江田議長にも責任がある)。これは自分の犯した議会制度を否定する「違反行為」に何の反省も罪悪感もないことの証明である!
 従って青木は議会制度・良識の府を任せられる資質に欠けることとなる。即刻、若林氏の名誉を回復して、ドン青木幹雄の方を追及”懲戒”して、議院全体の浄化に努めなければ この国の未来はない!
智太郎
『鳩山由紀夫は,ただ・・総理大臣になりたかっただけです。』
 雨ですねー?静岡県東部は・・晴れてるのは北海道だけとか?私は起業 独立が延期する中、民主党とやらが与党になっても鳩山由紀夫が総理大臣になっても何ひとつイイ事なんかありゃしない!駄目な政治家どもが浮き彫りになる中、目を凝らして国政を見てると鳩山家の古くからの陰謀らしき事を知ったのです。鳩山由紀夫は幼き頃からの超英才教育を受け学歴こそは素晴らしいが人間性無い!尚、「龍馬伝」で福山雅治が坂本龍馬を演じる龍馬像も実は全てとは言えないが殆ど司馬遼太郎によって曲げられていたのだった。・・・と言う主旨で記事にしました。タイトルは『鳩山由紀夫は,ただ・・総理大臣になりたかっただけです。』です。毎度の楽しんで戴きたいユニーク:おもしろ画像写真では、「夏の参議院選挙に対してどんなエサが民主党から?と期待するよな猫達」「「龍馬伝」で福山雅治が坂本龍馬を演じる話も嘘が多い!」「レヨンしんちゃん一家が埼玉県春日部市の特別住民票に認可?」「鳩山内閣総理の:ただいま友愛中です。しばらくお待ち下さい」等々写真を貼りました。<m(__)m>・・どうぞ!遊びに寄って見てやって下さい。(^o^)


立ち寄り人
困ったものだ
青木幹雄よ お前も辞めろ!

本会議にも出ない老害議員は百害あって一利なし

身代わり投票問題の責任を取って、
自民党の若林正俊元農相(75=長野選挙区)が、参院議員を辞職した。本会議の採決で不在だった議員の投票ボタンを勝手に押すなんて、論評以前だ。若林は「魔が差したとしか言いようがない」などと言い訳していたが、
納得いかないのは、採決直前に議場を離れ、隣席の若林に「偽装投票」の
“スキを与えた”青木幹雄前参院議員会長(75)が、不問に付されていることだ。若林氏は環境相、農相などを歴任。夏の参院選で改選を迎えるが、
公認会計士で長男の健太氏(46)に地盤を譲り、
すでに今期限りでの引退を表明していた。「要するに、クビを切りやすかったのです。
任期満了まで6カ月を切り、公選法の規定で辞めても補選は行われません。
同じく改選を迎える青木氏は、
民主党新人で地元民放の元アナウンサー・岩田浩岳氏(34)との
厳しい選挙戦が予想されています。
問題が長引けば、相手候補に攻撃材料を与え、
青木氏にもトバッチリが及びかねません。
問題発覚の翌日に議員辞職させた執行部のスピード決着には、
かつての“参院のドン”への配慮が見え隠れします」
(自民党関係者)青木からの投票依頼の有無について、若林は「依頼は全くない。
(今回が)初めてのことだ」と否定。青木も「本人からの電話で初めて知った。
想像もできないことだ」と言っていたが、
自民党参院幹部の事情聴取に若林は「自分の席は死角になると思っていた」と釈明した。“常習”を疑わせる発言だし、
NHK予算承認案など先月31日に行われた計10件の採決すべてで、
若林は青木のボタンを押していた。「魔が差して」10回は押さない。参院議事課によれば、この1年間で、青木は本会議の採決を3回欠席。
「途中退出は欠席にカウントされない」(議事課)というから、
今回のように採決前に席を離れた分を含めれば、
青木が採決に不在だった回数は、さらに増えるだろう。ニュースで繰り返し流れた隣席のボタンを押す若林の慣れた手つきを見ても、
常習の疑念は膨らむばかりだ。青木事務所は採決の前に議場を退出した理由について、「会合に出るため」と答えた。
議案の採決より会合優先なんて本末転倒だ。
有権者から与えられた国会議員の重い一票をないがしろにしている点では、
若林と同罪である。5選を目指す青木には党内からも「老害」批判が渦巻いている。
本会議にも出ないような議員は、いよいよ存在価値ゼロだ。
サッサと議員を辞めるべきだ。
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