高校野球の暗黒面を見る思いである。熱心なファンも多い中で、とても高校の部活とは思えないようなえげつない裏面が腐るほど存在する。強豪といわれる野球部を持つ高校の多くは、野球部をその他一般の高校生と隔離し、非倫理的・非教育的な状況で存在させている。
地域的な政治がらみ営利がらみの関係が深まり、監督と称される人物の人格も、教育者と言うより、プロのブリーダーを思わせるような輩が多い。
利用価値がなくなり廃棄された野球部員も様々な非行問題を起こしている。
余得による利益を守るために高体連に参加せず、高野連なる別組織を作っているのもいかがわしい限りである。まじめな野球好きの少年は現実を知れば大いに心を傷つけることだろう。
このような暗黒面をことごとく握りつぶし、ひたすら欺瞞に満ちた美化報道を続けた朝日・毎日新聞社の責任は重い。
現行のような子供をだしにした見せ物ショーは早々に中止し、インターハイの一角としてまともな高校部活に位置づけるべきである。
(記事)
千葉県の私立高校は1日、女子生徒への性的嫌がらせや飲酒運転があったとして、野球部の監督を懲戒解雇し、同部長の男性教諭(50)を諭旨免職したと発表した。
同校によると、監督と男性教諭は5月13日午後、女子生徒2人と訪れたラーメン店でビールを飲んだ直後、それぞれ別の乗用車で女子生徒2人を連れて近くのスナックに移動。カラオケをしている最中、酒に酔った荒井監督は女子生徒の足に触ったという。
野球部監督をセクハラなどで懲戒解雇 千葉の私立高
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