しょうもない小ネタニュースであるが、2ちゃんねるでは盛り上がっている。
北朝鮮の国営ラジオ「平壌放送」は21日正午のニュースで、日本のイージス艦がミサイル迎撃実験に成功したことを初めて伝えた。日本政府に対し、「国際社会の反対にもかかわらず、ミサイル防衛システムを作ろうと、狂ったようにしがみついている」と激しく非難した。
というものだ。
「日本に向けてミサイルを発射しているくせに、迎撃システムを作ったら非難するとは、何という統合失調国家だろう」と呆れる人が多数だろう。
2ちゃんねるでも、同様の意見が多い。単純な連中である。
本ブログでは自民党がアメリカの傀儡政権であると繰り返し述べている。安倍バカボンが「改革半ばで挫折した」などとほざいている連中は馬鹿か工作員かのいずれかである。
森・小泉の後を受けたバカボンが「改革」したら、森・小泉は腐敗した「国賊」でなければならないはずだ。別の政党から自民党を倒して政権についたのなら「改革」でもいいが、ホント「馬鹿は何とでも言う」である。
今回の迎撃ミサイル実験にしたところで実に胡散臭い。守屋氏のゴルフ接待どころでない不明瞭な金額が税金から流れているのである。
最初から当たるように飛ばした標的を当てただけの話である。軽業師なら投げた皿をナイフで射抜くくらい誰でもできる初歩的な技術である。
何を知った風なことを抜かす。三次元座標の動体標的に標準を合わせる技術は至難の業なんだぞ。スーパーコンピュータを駆使して弾道を解析しなければできないんだ。命中させるのは画期的技術なんだぞ。
そう、その通り。難しい技術なのである。だからいきなり飛んできたミサイルを迎撃するのは凄く難しい。特に北朝鮮のミサイルみたいにもともと性能が悪く不正確な弾道の奴なんか迎撃するのは実に困難なのである。
私は個人的には今回の実験成功は必ずしもテポドンの抑止にはなっていないと思っている。
朝日新聞は、この実験の成功に対して以下のように述べている。
こうした整備には1兆円を超す費用がかかる見通しだ。実験は初期段階に入ったばかりで今後も続く。米軍は新装備の開発で日本にも負担を求めており、出費はさらにかさむ。このため、巨額な負担を伴うBMD整備をどこまで続けるのか、疑問視する声もある。
ステルス機を売り渋るほど軍事機密に神経質なアメリカが、最新鋭の迎撃システムを日本に売るはずがない。そう、中古である。二束三文の中古を何兆円もかけて買わされているのである。
ぼろ儲けのアメリカが日本をべた褒めするのは道理である。アメリカは共和党政権の時は日本と折り合いがいい。当たり前である。軍事産業がパトロンの共和党にとって、こんな調子で貢いでくれる日本は有り難いのである。「親日家」というのは日本をカモにしている連中のことである。
パトリオット3なんぞに至っては、「どうせ当たらないから散弾銃方式でバラ撒いちまえ」というやけっぱちな発想で生まれた迎撃ミサイルである。
そもそも、どうして北朝鮮が日本海にテポドンを発射するのか?
アメリカに本気で攻撃されたら数秒で消滅するような脆弱な国家である。虚勢にしても不自然だろう。テポドンを飛ばすメリットは何か?
理由は一つしかない。日本に迎撃ミサイルを買わせるためである。
北朝鮮とアメリカはグルなのである。勿論対等の関係ではない。北朝鮮もまたアメリカの傀儡と考えるべきだろう。
イラクやアフガンにはあれだけめちゃくちゃをしたアメリカが北朝鮮にはやたらと愛想がいい。当たり前である。子分だからだ。北朝鮮は日本やロシア、中国・韓国を牽制するための絶好のロケーションに位置している国なのである。貧困な国家なので、飼うにしてもあまり元手でもかからない。現実には北朝鮮の経済を支えているのは日本である。
小泉政権下で朝銀信用組合に政府がどれだけ肩入れしていたかは知る人ぞ知るである。
朝鮮総連がパイプ役であることは言うまでもないが、裏ルートも無数にある。
何故日本は北朝鮮と国交を結ばないのか?
答えはアメリカが「するな」と言っているからである。拉致問題など偽装もいいところである。拉致被害者の家族はそう言う意味でも実に気の毒である。
本ブログでは「宝クジ」のインチキについてキャンペーンを張っている。もう一方の巨大ギャンブルは「パチンコ」である。こちらは民営であるにもかかわらず、政府はOKしている。
他の賭博にはうるさい政府が何故パチンコだけはOKなのか?
これも「アメリカの命令である」と考えれば、納得できるだろう。
とにもかくにも、自民党が政権を執っている限り「日本に未来はない」と考えるべきである。
(民主党が傀儡でないという自信もないけど…。何となくアメリカも政権交代させたがっているみたいだし)
(記事)
日本のミサイル迎撃実験成功を非難~北朝鮮
海上配備型ミサイル、初実験成功 宇宙空間で標的を迎撃