橋下知事のボーナス153万円
大阪府と大阪市は27日、夏の期末・勤勉手当(ボーナス)の支給額を発表した。橋下徹知事の支給額は153万4680円。今年2月に就任し、対象の在職期間が短いうえ、財政難で30%カットを実施しているため、本来の支給額(365万4000円)から大幅に減額されている。
一方、平松邦夫市長は378万6750円。市の財政危機のため10%減らしており、前年(対象は関淳一前市長)と同額となった。府、市ともに30日に支給される。
産経新聞というと大阪の暴力団御用達のへたれ新聞である。橋下みたいな奴を応援したくなるのも道理だろう。
どうせ読んでいるのはチンピラかバカウヨだろうから、この新聞に関しては何を書こうが社会的影響力はたかが知れている。
パチンコの業界紙をパチンカーが読んでいるようなものである。
記事では橋下と平松氏をこれ見よがしに比較しており、バカウヨに、
「知事が市長より100万も少ないのか。変な話だ 」
「橋下は、がんばって、、、1100億減らしたし 1億ぐらいやればいいのに」
などというコメントを書かせるように仕組んでいるのである。
もっとひどい馬鹿は、「こんなに働いている橋下知事よりも高いボーナスをもらっている公務員がいるのはけしからん。返納させろ」などとほざいている。
確かに公務員に150万円以上のボーナスを払う必要はないと思うが、記事をよく読めば橋下は3ヶ月強の勤務実績しかない。まるまる勤務すれば250万円は懐に転がり込むのである。
バカウヨだけに読解力もないようだ。
大体日本人は馬鹿で、ボーナスを「特別配当・報奨金」と勘違いしている輩が多いが、単に年俸を分割して支給しているだけのことである。
本来支給されるべき賃金を経営者のさじ加減でどうにでもされてしまう制度だから、労働者の立場としてはボーナスなどではなくきっちり12等分して支給してもらった方がいいのである。
バカウヨの中には「公務員にボーナスなんかいらない」などとほざいている馬鹿もいるが、本当に馬鹿だ。お前がニートでなかったらお前にボーナスはいらない。
橋下は利権屋とナンミョウにかつがれて知事になった奴である。
大阪府が多額の負債を背負い込んだのは政府と結託した利権事業を性懲りもなく繰り返していたためで、大阪知事選ではまともな候補者も見つからず、自民党は当初民主党に相乗りを考えていたくらいだった。
しかし、調子に乗った相手が今まで自民公明がやらかした利権汚職を暴いたりしたら困るので、大阪府民の民度の低さに期待してお馬鹿タレントを候補者にするという奇策に出たのである。
大阪府民は過去にノックや太田を当選させてきた実績があるので、「民度が低い」と言われても反論できないだろう。
大阪に限らず関西では、特定の圧力団体を優先的に公務員にして彼らに利権を欲しいままにさせてきた。利権などもその一例だろう。
日頃の役所の対応もよろしくないようである。
橋下の作戦(こいつが考えたんじゃないんだろうけど)は日頃府民の怨嗟の対象である「公務員」をスケープゴートにして財政赤字の論点をすり替えてしまおうというものだった。
勿論悪質なやり方だが、民度の低い大阪府民はコロリと騙された。情けない限りである。
2ちゃんねるなどで橋下擁護の書き込みをしているバカウヨは大半が工作員だろうが、中には本物の馬鹿もいることだろう。
橋下はお馬鹿タレントになる前はサラ金の顧問弁護士をやっていた。弱い奴から取り立てるノウハウは持っていたのである。
一連の橋下持ち上げ騒ぎを見るにつけ、「大阪の精神風土は変わっていないな」とつくづく思う。地盤沈下が続くのも止むなしである。横浜に抜かれ名古屋に抜かれ、振り向けば「さいたま」である。
巨悪にかつがれた橋下が巨悪を暴くわけはないだろう。みみっちい取り立てパフォーマンスをやるだけだ。
大阪に限らず、関西では特定の圧力団体の利権と公共事業の腐れ縁は深刻である。
関西の公務員でも半分以上は縁故と無関係な連中だろう。クソもミソも一緒的な乱暴な極論には同調しない方がいいよ。
大阪の財政赤字の解消と責任追及、公務員の風紀粛正は厳粛に実行するべきなのである。
自民党公明党の勢力下では不可能とだけは言っておこう。
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