200609桑田の移籍先はやはり楽天しかないか？

「野村監督を尊敬」はリップサービスだろう。原とこれほど仲が悪ければ、引退してもジャイアンツがコーチにしてくれる可能性はない。どうせ解説者になるのならば、その前にもう一花、と考えたのだろう。しかし、誰の目にも再起不能の中古である桑田に興味を示す球団はなかった。一球団を除いて…。

来期は新天地で最後の一花を咲かせてもらいたいものである。

（記事）

相思相愛？桑田「野村監督を尊敬」

　巨人退団を表明し、他球団への移籍を目指す桑田が２５日、楽天・野村監督について「尊敬する人物の１人です」と話した。“退団試合”となったイースタン・湘南戦から一夜明け、ジャイアンツ球場で練習を再開。野球に取り組む姿勢や技術論などを高く評価してくれる野村監督に対して尊敬の念を示した。

　２年連続最下位の楽天は先発が不足している台所事情に加え、話題性や若い投手の模範的存在など桑田獲得へのメリットは多い。この日、米田球団代表も「よく調査した上で現場の意見を聞いて最終的に編成の方で決定したい」と調査を始めることを明かした。

　桑田の正式な退団発表は近日中に行われる球団側との会談後になる。前日２４日に清武球団代表と電話で連絡を取り合った桑田は「球団としっかり話をして、いい道を選びたい」と語った。

　また、滝鼻オーナーは都内のホテルで「もうちょっときちんとしたあいさつができなかったのかなと残念な気持ちがある」とホームページで退団表明した桑田に苦言を呈した。ただ「１７３勝を挙げたのは大きな功績。僕は怒っているわけじゃないし、退団自体は尊重しようと思う」と退団を容認する考えを示し、１０月１０日の今季最終戦の中日戦（東京ドーム）での登板も「それがあるといいんだけど。きれいな形で終わらせたい」と話した。また、渡辺球団会長は「知らないよ。聞いていない」と多くを語らなかった。