週刊漫画誌に連載されている「弁護士のくず」に自著を盗用されたとして、弁護士のU氏が、漫画家のI氏と発行元の出版社に、「盗用とされる部分の単行本化の差し止めと500万円の損害賠償」を求めた訴訟の判決が24日、東京地裁であった。何せ訴えたのがプロの弁護士である。漫画家もびびったことだろう。
根性がなければ、和解して示談になってしまうところだが、出版社もよく訴訟されることで有名な会社であり、当然顧問弁護士もいた。
で、「泣き寝入りすることはない」ということで、堂々の裁判対決となり、「弁護士のくず」が勝利したわけだ。
阿部正幸裁判長は「著作権侵害にはあたらない」として、U氏の請求を棄却した。
敗れ去ったU氏だが、「評判を落として仕事が減らなければいいが…」といささか気がかりである。
漫画「弁護士のくず」は盗用にあたらず
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