ついに新型インフルエンザで国内初の死者が出てしまった。
新型インフルで国内初の死者=腎不全で透析中の男性-沖縄
≪沖縄県は15日、新型インフルエンザに感染した同県宜野湾市の男性(57)が同日朝、死亡したと発表した。≫
中高年者は新型インフルに感染しにくいと言われていたが、ウイルスが変異したのか、現段階では不明である。
≪男性は慢性腎不全のため透析を受け、過去に心筋梗塞(こうそく)を起こしたこともあった。死因は肺炎を併発したことによる敗血症という。≫
このような持病を持っていると「インフルエンザが重篤になりやすい」とは言われている。
新型インフルの男児重症=人工呼吸器装着-福島
≪福島県は12日、新型インフルエンザに感染した10歳未満の小学生男児が重症となり、人工呼吸器を装着し治療していると発表した。
男児は9日夜に首都圏から帰省し、11日午後から38度台の熱が出た。2つの医療機関を受診したが、簡易検査では陰性。解熱剤などを投与し様子を見たが、症状は改善しなかった。
その後、肺炎を発症したため別の医療機関に入院。12日に転院し、検査で新型インフルエンザの感染が判明した。≫
4歳男児、新型インフルで脳症=呼吸器付け、ICUで治療中-茨城
≪茨城県は11日、県内の男児(4)がインフルエンザ脳症を発症したと発表した。国内で新型インフルの患者に脳症が確認されたのは5例目。
男児は現在、集中治療室(ICU)で治療を受けており、人工呼吸器も装着しているが、症状は落ち着いているという。≫
やはり、感染しにくかった幼児や児童も重症化している。ウイルスが何らかの変異を起こした可能性はきわめて高い。
インフルエンザ、流行目前=新型が中心、強い感染力-夏休み明けに懸念
≪7月27日から8月2日までの週に約4800カ所の定点医療機関から報告されたインフルエンザ患者は2655人で、1カ所あたり0.56人。4週連続で増え続けており、1人を超えると流行入りとみなされる。
「医療機関には年末年始並みに患者が殺到している」と、全国に先駆けて流行が注意報レベルに達した沖縄県の糸数公結核感染症班班長。「検査で判明する95%以上が新型」という。
一般にインフルエンザウイルスは高温や湿気に弱い。夏でも患者は発生するが、大規模な流行になることはまずなかった。≫
新型インフルエンザは強毒化する一方、感染力も強まっている。
最初の印象が、大騒ぎしたほどの病状が出なかったので、人々の警戒感も薄まってしまったが、ここに至って本性をむき出しにしてきた観がある。油断させておいてから襲いかかるとは、まさに悪魔の所業だ。
9月以降はマスク等をして警戒を怠らない方がいいだろう。衆院選後、日本はとんでもない事態が待ち構えているかもしれない。
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大翔
Jay-Jay
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