日本人の感覚では、まだ、「こいつ馬鹿か、子育ての責任くらい自分でとれ」といった意見が多いだろうが、アメリカでは日常茶飯事の訴訟である。弁護士の腕がよければもっとひどい訴訟でも十分勝てるのである。
政府は陪審員制度など裁判のアメリカナイズ化を進めている。よりアメリカの直接統治をやりやすくするための便宜なのだろうが、庶民にはどうでもいい話だ。今回このおばちゃんが勝訴すれば、日本も本格的な訴訟時代が幕開けするだろう。
(記事)
訴状によると、おしゃぶりはドイツのメーカーが開発し、コンビが輸入した。少女は生後2カ月ごろから1歳まで1日約15時間使用。その後も3歳10カ月で歯科医に止めるよう言われるまで、就寝中に使った結果、あごが変形したほか、歯並びが悪くなった。
歯並びは矯正治療で改善したが、「受け口」や舌足らずな発音、口でしか呼吸しないなどの症状が残ったという。
完全に治すには、今後13年間かかるとして、治療費などに相当する賠償を求めた。
「おしゃぶりであご変形」 母子がコンビに賠償提訴
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