原潜事故で一番恐ろしいのは放射能漏れである。今回は、ロシア政府の発表では「放射能漏れはなかった」と言っているが、漏れていても正直には答えないだろう。
日本政府が事故現場に赴いて確認する必要がありそうだ。
ロシアの原潜が日本海で事故、死傷者41人
≪ロシア太平洋艦隊に所属する原子力潜水艦が8日、日本海で試験航行中、消火装置の誤作動で流出したフロンガス中毒で死者20人を含む41人の死傷者を出した≫
突然消火ガスが吹き出してしまったらしい。簡単に誤作動してしまう危ない潜水艦である。
本当に火事が起きてもこの調子では中毒死してしまうのではないだろうか?
≪「設備の誤作動による事故にもかかわらず、原子炉は正常に稼動しており、放射能の漏出レベルも日常的な水準だ」≫
ロシア通信は、攻撃原潜「ネルパ」(アクラ2型級)と伝えている。
今年9月に建造された排水量8140トンの原潜で、出力1190メガワット級の原子炉1基を積み、タービンを駆動させて推進し、深度450メートルまで潜航することができるらしい。
同原潜は91年に建造が始まったが、ソ連崩壊後の混乱の中で作業が滞り最近ようやく完成していたという。
一応最新鋭らしいが、かなりつぎはぎ状態で建造されたみたいだ。
こんな原潜ではいつ放射能漏れが起きても不思議ではない。
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