「世界遺産」自体胡散臭いシステムである。ユネスコの小遣い稼ぎの様相も強い。
しかし、現実に観光地としてはブランドになっているのも事実である。世界遺産に登録されるか否かで、地元に入ってくる実入りが大幅に違ってくる。
まさかの石見銀山まで世界遺産に登録されてしまうほどの乱発ぶりだから、富士山だってなんとか入りたいと思うのは人情というものである。
今回のタイトルはいささか過激であったが、もちろん富士山そのものが恥ずかしいわけではない。
富士山は日本の象徴と言ってもいいくらい有名かつ神聖な山である。
その優美な姿は世界的憧憬されてきた。本来なら真っ先に世界遺産に登録される資格のあった山である。
それができないのは日本人の醜い精神が原因である。美しい山を日本の恥に変えてしまったのである。
現在の富士山はゴミの山である。政府は意図的に富士山の美観を破壊し続けてきたのだ。ゴミの不法投棄も黙認してきた。
「君は富士山みたいな人だね」と言われたら侮辱されたと解釈するのが今日の状況である。
安部政権は「美しい国」などとたわごとを抜かし、美しいどころか薄汚い法案を次々と強行可決させたあげく、天罰が下って崩壊してしまった。
くだらない法案を通す暇があったら環境問題にもう少し親身に考えるべきだった。福田政権が何をやるかはわからないが、自民党だからどうせだめだろう。
国が何もしなければせめて地元が…と思ったら、自民党元県議と県の協力ぶりに関しては以下の記事のごとしである。
どいつもこいつも「目先の利益を上げるだけのために汲々としている」というのが現実である。
富士山を世界遺産に登録申請するのはせめてゴミ(人間も含めた)を片付けてからにしよう。
(記事)
富士山5合目で「居座り営業」 世界遺産登録に足かせ
富士山5合目で、山梨県の県有地にある民間の休憩施設が、賃借契約の切れた3月末以降も「居座り状態」で営業を続けていることが27日、わかった。運営会社が施設を無許可で改築したことから、県は今年度以降の契約を見送っていた。同社は60年代から同様の無断改築を繰り返してきたが、県が事実上「追認」してきた経緯もある。
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