真相世界(The truth world)

200710真っ赤福な嘘 消費期限改竄ゴミ餅混入常温保管で「その日の作りたて」


遠方に対して消費期限を延ばしたのは観念的な犯行である。そんな小細工をしなくても、どうせ売れ残ったら日付を改竄していたのだから、消費期限を延ばそうが縮めようが、実態にはあまり関係がなさそうだ。
冷凍保存も嘘で、商品は常温で店ざらしであったようだから、ますます関係ない。シールそのつど張り替えていたらしい。売れ残って固くしなびた餅は粉砕して再利用。無駄のない合理的な製造法である。金細工を連想させる。細工の過程で出たゴミは全部溶かして再利用している所などもそっくりだ。
話は変わるが、アル添酒が売れなくなったので「米だけの酒」なるインチキ酒が売られている。勿論立派なアル添酒である。添加するアルコールに白ヌカという米の削りカスを使用している。確かに米だけで作ったには違いない。政府はインチキ業者には協力的で、こんな酒でも「純米酒」と呼んでいいことになったようだ。真面目に純米酒を造っていた造り酒屋はどうなってしまうのだろうか?
尤も、極端に悪質な「米だけの酒」はそのまま「米だけの酒」としか名乗れない。

赤福と通じるところがあるので紹介してみた。よく食中毒が今まで起きなかったものである。私も不覚にも赤福を食べてしまったことがあった。美味くはなかったが、腹は下さずに済んだ。人間も案外丈夫なものである。

赤福の社長は「私の使命は赤福を再建することだ」などと世迷いごとを抜かしているが、自民党が政権を執っている以上、基本的にインチキはまかり通るだろう。こいつらは一蓮托生なのだから当たり前である。

本来なら社長を筆頭に全員逮捕して厳罰に処するべきである。赤福など当然廃業するのが筋である。
きれいごとばかりでは世の中やってはいけないが、食品とか医療とか人間の生存に直接関与する業種がインチキばかりでは問題であろう。
C型肝炎に関する政府の隠匿情報も入ってきている。

どうして日本人は生活の基本的な内容に関してこうで無頓着なのだろうか? 業者や政府のデタラメを放任させて何も感じない無神経さには同じ日本人として実に情けない。

赤福がこけたので、類似している商品が売れているとのことだが、ここの安全性は大丈夫なのだろうか? 調べていないのでうかつなことは書けないが食品業界がここまでデタラメだと、非常に心配である。
「うれしい悲鳴を上げつつも、内心ばれるのを恐れている」なんて事がないように願いたい。

(記事)

<赤福>消費期限「遠方は1日遅く」 名古屋工場設立時から

 老舗和菓子メーカー「赤福」(三重県伊勢市)の消費期限偽装問題で、営業禁止処分を受けた同社名古屋営業所(工場)は、配送に時間がかかる遠隔地や需要増加時期に絞って消費期限を先延ばしする「先付け」を行うなど、偽装が計画的だったことが21日、名古屋市健康福祉局の調査で分かった。同市はほかにも同様の不正がなかったか継続調査を進めている。

 同局によると、名古屋営業所は名古屋市周辺や愛知県西部のほか、四日市市を含む三重県北部へ赤福餅の3個入りパックを配送している。04年6月の営業所設立当時から、「四日市方面は運送に時間がかかるので『先付け』を行う」と決め、消費期限を1日先延ばししたシールをあらかじめ張り付けて出荷していた。


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