真相世界(The truth world)

200710またまた産経新聞の馬鹿記事「午後に早退」奈良市職員


奈良市環境清美部と言えば解放同盟のN氏が偽装長期病欠で社会問題を引き起こし、「逆差別問題」の典型的事例として騒がれたところである。
産経新聞はしつこくここのあら探しをしていたらしいが、今回記事で騒いでいるのは、ここの職員が「午後に早退」したことらしい。
早退してさも悪いように書いてあるが、どこが悪いのかさっぱりわからない。
御用組合しか存在せず、悲惨極まりない雇用条件でこき使われているサンケイ職員にしてみれば妬ましい雇用条件なのだろうか?
いくら最低の右翼新聞社員でも清掃作業員よりは高給取りと思われるが、「金より暇」が大事なのだろうか?

「同課の勤務時間は祝日を含む月~金曜の午前8時半~午後5時15分で、年20日の年休と、7日間の夏季休暇が認められている。しかし、午前中に収集業務がある同課では午前中の休暇取得は認められておらず、休暇を取るには全休か、8時間で1日分の計算で午後から時間制で取得するかを選ぶ方式となっている」

何度読み直しても文句をつけようもない労働条件である。サンケイは何が気に入らないのだろうか?

「市によると、7~9月に時間制で年休を取ったのは延べ199人、夏季休暇を取ったのは延べ621人で、計820人。全休で年休や夏季休暇を取った職員(延べ計177人)と合わせると、延べ計997人(勤務日当たりで1日平均15・3人)が午後は職場にいなかった計算となった」

だからどうした? ずる休みしたわけではなく、正当に休暇を取っているんだから文句はないだろう。
午前中が忙しく、午後が暇なら、午後に休暇を取るのは当たり前だ。
この記事を書いた記者は馬鹿ではないだろうか?

「こうした実情について、市は『作業が集中する夏場で夏季休暇も重なった結果。業務に支障がない範囲で認めており、やむを得ない』としているが、同課の事務所と収集作業拠点が別々の場所にあることで、管理が行き届きにくいとの指摘もあり、市は『今後検討したい』としている」

当局としても前回の件で弱みはあるだろうが、サンケイなんかにいちいち弁解する必要などないだろう。「支障がない」というのは「問題ない」と言うことだから「今後検討する」必要も全くないということだ。

尤も、地元民に、「市の清掃作業をどう思うか?」と質問すれば、「ちょっとねえ…」などと返事が返ってきそうだが…。

(参照)

新・産経残酷物語とフジテレビの経営責任

産経新聞=フジテレビによる組合潰し・不当解雇事件の経緯

産経労組、新聞労連より脱退。労使平和協定を結び御用組合へ

産経残酷物語

(記事)

「午後に早退」時間制で休暇取得 奈良市職員

 奈良市環境清美部リサイクル推進課(職員数41人)で、年次休暇や夏季休暇を全休ではなく時間制で消化するケースが相次ぎ、今年7~9月には延べ820人が午後から早退していたことが24日、分かった。全休で休暇を取った職員を合わせると、この期間に同課職員の平均4割近くが連日午後、職場にいなかった計算。同市では昨年、同部を中心とする長期病欠問題が発覚し、市が再生検討委員会を設置して業務や管理体制の見直しを進めているが、改めて勤務のあり方が問われそうだ。


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