“鉄壁の貝”生きた姿を展示…世界初
鉄のウロコを持つ巻き貝を「スケーリーフット」という。
こんな生物は当然世界唯一である。
「スケーリーフット」は大群集でインド洋の深海に生息している。
スケーリーフットは体長約4センチで、貝殻から外に出た体部分が硫化鉄でできたウロコに覆われ、磁石にも反応する。ウロコで外敵から身を守っていると考えられている。2001年、米国の研究者によって発見され、インド洋の海域「かいれいフィールド」(水深約2420メートル)でしか確認されていない。
11月上旬、有人潜水調査船「しんかい6500」による同海域の調査で、数千個を発見、一部を採取した。20個を持ち帰ったが、生存している1個を展示することにし、同水族館は「低水温、低酸素の状態に保って、より長く飼育を試みたい」としている。
ウロコフネタマガイ
この鉄の鱗は磁性まで帯びている。
また、この貝は海底温泉の噴出口に縄張りを作っており温泉好きとのことである。
食べても美味しくはなさそうだ。
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