真相世界(The truth world)

200810海上自衛隊25歳3曹死亡事件はやはり卑劣なリンチ殺人だった!


海上自衛隊 教官の命令で15人がリンチ殺人

このタイトルで記事を書いたが、

≪「15人の隊員が次々に交代しながら50秒ずつ格闘した」というのは、1対1を交代で15回という意味です。
一人50秒間と発表されてますから、10秒インターバルでしょうね。
こういう形式の組み手は空手や柔道、剣道でも一般的。
防具も着用していたようですし、練習風景としてはおかしなところはまったくありません。
リンチだいじめだと断定して騒ぐのはお粗末。
記事をよく読めばわかることです。
いじめである可能性は無いとはいえませんが、事故の可能性が高いでしょう。
マスコミの自衛隊たたき誘導記事につられてしまったみたいですね。≫

などというコメントを多くいただいた。確かに武道としては一般的に行われている訓練法である。
1対15で決闘をやればリンチ以外の何ものでもないが、1対1で人を入れ替えて15回行ったのである。一応プロテクターも装備していた。

しかし、これが「通常」の訓練ならばリンチではないが、「通常」でなければ話は別だ。訓練に「イジメ」が加われば状況が一変してしまうのだ。このコメントをくれた人は「イジメ」の要素を軽視しすぎている。

他にも「軍隊にはイジメはつきもの」などと見当違いのコメントもあったが、こんなのは無視する。

25歳3曹死亡事件“海自”特殊訓練の陰湿手口

≪軍事評論家の神浦元彰氏によれば、特別警備隊は不審船などの臨検を行う人材を育成するために01年に発足した70人の精鋭部隊。米海兵隊の特殊部隊「シールズ」をモデルにしている。神浦氏が言う。

「今回の一件は訓練ではなく、辞めていく者への私的制裁です。1人に15人が次々と立ち向かい、殴ったり蹴ったりする。やられる方はその攻撃をかわしたり、はねのけるのですが、相手が5~10人目になるとフラフラになる。だけど隊員の中には手加減すると教官に叱られると思って本気で攻撃する人もいるようです。こんな暴力を許してはいけません。海上幕僚長の責任問題にもなりかねない大事件です」≫

この訓練はよほどの実力差がなければ、状況によってはきわめて危険な訓練であることが判る。加害者に「イジメ」の意識があれば殺人も可能なわけだ。プロテクターなどは蓄積型のダメージに対して役立たない。

死亡隊員、14人から打撃230発 海自が記録

≪広島県江田島市の海上自衛隊第1術科学校で特殊部隊「特別警備隊」の養成課程にいた3等海曹(25)が徒手格闘訓練中に頭を打って死亡した問題で、亡くなった3曹が倒れるまでの間、14人の隊員から計約230発の打撃を受けていた、という記録を海自側がまとめていたことがわかった。海自警務隊はこの記録を入手し、訓練の実態解明を進めている。≫

常識的に考えれば、辞めていく隊員に対してこの手の訓練は無意味である。つまり「はなむけ」の意味しかなかったわけだ。
その「はなむけ」がどのような意味だったかは結果が全てを語っている。

海自隊員死亡 15人対戦の半ばで棒立ち、それでも続行

海自側は事故で処理したいだろうが、刑事告訴されればそうもいかなくなるだろう。本来「寸止め」を要求されていたにもかかわらず、それを実行しなかった隊員には過失致死罪容疑が課せられることになる。結果が予想できたのに実行した教官には未必の故意による殺人罪も適用されるだろう。

「イジメ」が陰湿でやっかいなのは、集団で日常性にかぶせて実行される点にある。
先のコメントを書いた人も「イジメ」の可能性は考慮していたようだ。
この事件を、通常訓練による事故死と思っている人は「イジメ」に対する認識を改めた方が良さそうだ。



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コメント一覧

Unknown
自衛隊とは?
自衛隊は所詮軍隊。
人を殺す為の訓練。
本来殺人を肯定する集団で存在自体がまともではない。
いじめだのリンチだのとほざくレベルの人間には理解出来ない組織です。
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