真相世界(The truth world)

200608原油高 ブッシュ高笑い 庶民 生活苦に拍車



原油高、どうして? マネーゲームが拍車 ガソリン、新日石が値上げ

(寸評)
原油の値上がりは歯止めがかからず、青天井で上昇を続けている。庶民の生活への圧迫感は日に日に深刻さを増している。
値上げの原因は騰貴、ビルゲイツらが篤志家になったとのニュースが以前報道されたが、彼らの金がどう使われているか、一部の者しかわからない。

確実に懐が暖まっているのはブッシュである。彼のパトロンが石油資本である以上、お先棒を担ぐのは当然である。これ以上調子に乗ると、お膝元のアメリカで暴動が起きそうであるが、無能なくせに商売だけは妙な才覚を発揮する彼であるから、うまいこと政情不安を作り上げて、世論の目をごまかしている。イスラエルに命令して中東で内戦を勃発させ、原油価格の不安定要因を巧みに添加しているのである。

もちろん彼自身の能力ではない。彼自身もまた操り人形なのである。その彼に操られている某首相は今何を思っているのだろうか。

 (記事)
 石油元売り最大手の新日本石油は1日、直系ガソリンスタンド向け卸売価格を1リットルあたり4~7円引き上げた。これを受けて対象スタンドの約半数も店頭価格を3~6円値上げした。出光興産、ジャパンエナジーも同日出荷分から卸売価格を0・5円上げており、夏の行楽シーズンを前に、系列を超えて値上げの動きが広がる可能性もある。原油の値段はなぜ上がっているのだろうか。

 原油価格の上昇は「イランの核開発問題で地政学的リスクが増大」「中国経済の発展で需要が急増」などと説明されるが、それだけではない。ニューヨークのマネーゲームが、世界の原油価格に影響を与えているのだ。

 新聞などで原油の価格と書かれているのは、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI(米国産標準油種)先物価格だ。4月に1バレル=75ドルを超す過去最高値を記録。先月30日の8月渡しは一時、1バレル=74・15ドルと約2カ月ぶりの高値となり、終値は前日比0・41ドル高の1バレル=73・93ドルだった。04年初めの30ドル台に比べると2倍以上に上昇した。

 そのニューヨーク市場では、日量30万~40万バレルの生産量しかないWTIの1日の取引量が、2億バレルにものぼる。生産量の数百倍の先物売買がされている。「中国の需要で世界の供給余力が小さくなっていることをベースに、マネーゲームが価格上昇に輪をかけている」というのが石油関係者のほぼ一致した見方だ。

 マネーゲームの“原資”は、原油市場に大量に流れ込んできた投資・投機資金だ。世界的な金余りを背景に、短期で利ざやを稼ぐヘッジファンドや、米国の年金基金などが原油市場に流入し、「まるで金融市場の様相を呈している」(石井彰・石油天然ガス・金属鉱物資源機構首席エコノミスト)という。

 日本は原油の約9割(04年度)を中東から長期契約で輸入している。価格は東京市場(東京工業品取引所)で、ドバイ産原油の現物価格を基準に毎月決まる。しかし、WTIとは油の種類が違うドバイ産も、WTIの後を追って同じような値動きをするためマネーゲームの影響を受け、結果として日本のガソリン価格上昇を招いているのだ。



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