真相世界(The truth world)

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200711無惨! 町おこし失敗 飼育したスッポンは食べられません

2007年11月30日 10時30分03秒 | 事件簿


スッポンの赤ちゃんを飼ってみませんか-。兵庫県香美町小代区の小代内水面組合は、同区の漁業施設で人工孵化したスッポンの稚亀を販売していた。
香美町はスキー場や温泉地に隣接しており、京阪神の観光地としては穴場的存在である。

同組合は町おこしとして、スッポンの養殖に取り組んでおり、地元の民宿でスッポン料理を提供している。一昨年から人工孵化に取り組んでおり、今年は約千匹が誕生に成功した。実は成功しすぎた。こんなに人工孵化がうまくいくとは思っていなかったのだ。
結局地元ではさばききれず、考えた案がペットである。稚亀はそれなりに可愛い。孵化した稚亀は2ヶ月ほどで甲羅の大きさが三、四センチになる。
普通の水槽でも飼うことができ、加温すれば二年ほどで食べごろといわれる重さ一キロにまで成長する。平温なら4年かかる。
成長したスッポンは持参すれば地元の調理師が有料でさばいてくれる。大きくなり、飼育が困難になったが「ペットとして飼っていたスッポンを食べるのはしのびない」という人には、稚亀と交換する。

観光客も喜んで買っていたようだ。
去年までは300円だったが、今年は強気で500円で販売していた。

と、なかなかの名案だったのだが…

組合が、スッポンの稚亀を無許可でペット用に販売したとして兵庫県の指導を受け、稚亀の販売中止に追い込まれてしまった。せっかく話題を集めた町おこし事業だったが、県は「ペットを食べるのは動物愛護の精神にも反する」と指摘した。
確かに動物愛護法では爬虫類は「愛護動物」なので個人的な殺生は禁じられているのである。

組合は「法律である以上、守らなければならない」と肩を落としている。残念!!

去年まではうまくやっていたのに、何故今年になってまずくなってしまったのか?

9月に入り、販売をマスコミ報道で知った市民?から、県動物愛護センターに「ペットを食べるのは動物愛護の精神に反するのではないか」という指摘が相次いだという。

要するに横やりが入った。で、県としても行政指導しなければならなくなったわけである。

ペットとして買われたスッポンの運命は推して知るべし。4年も根気よくスッポンを飼う奴が何人いるだろうか?
亀は大人になるとあまり可愛くない。結構臭いし、だんだん育てるのも大変になってくるので、池か川に捨てる奴も多いだろう。
勿論外来の噛みつき亀ほどではないにせよ、スッポンは噛まれたら危険な動物である。

やはりお粗末な企画だったようだ。

以上の話とは全く関係はないが、久間元防衛相が昨年12月、防衛専門商社「山田洋行」の元専務から東京・赤坂の高級スッポン料亭で、料金を負担せずに飲食接待を受けていたことが、関係者の話で分かった。
料金は1人約3万5000円程度で、合計十数万円。元専務が全額支払っていた。

スッポン飼う? 小代の組合がペット稚亀販売

ペットのスッポン 食べちゃダメ

久間元防衛相も飲食“スッポン”接待 山田洋行元専務から

コメント (1)
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