またまたつづきです
先輩に背中を押され広島の病院に行くことを決意した
その時すでに13時
自宅から広島の病院までバスも電車もいい時間がなく
ドキドキしながら始めての高速道路
ETCもついてない車で料金所で四苦八苦し、後続車に多大な迷惑をかけ
降りるインターを間違えハプニングは多々ありましたが何とか無事たどりつけました
道中うたちゃんは降りるインターを間違えたときに小言を言ったのみで
あとはずーっと静かにいい子してました笑
病院に着いたのは午後5時なんとか間に合いました
広島の病院では
FIPのドライタイプ、目の症状もあるから中期だろうとのことでした
あとから調べましたがFIPにはウェットタイプ、ドライタイプ、混合タイプがあるみたいです
ウェットタイプは腹水が溜まるのでわかりやすいが進行がとんでもなく速い
ドライタイプはしこりができたりブドウ膜炎になったり神経系に症状が現れる
混合は両方の症状がでる
簡単に言えばこんな感じです
うたちゃんのドライタイプは診断がより難しいみたい私が触った感じしこりみたいなものもなかったです
猫風邪と間違われることも結構あるみたい
運がよかったのはウェットタイプより進行が遅く治療が間に合ったことかな…
診断がついたこと、初めての高速道路で心身ともに疲れていたこと
これからのことでいっぱいいっぱいで獣医さんの前で大号泣の私
今思えばめちゃくちゃ恥ずかしい…
さて治療についてですが、提示されたのは2種類
ムティアンかモルヌピラビルかでした
ムティアンは言わずと知れたFIPの治療薬です
モルヌピラビルは新型コロナウイルスで知名度が上がったコロナ治療薬です
違いは何と言っても値段
ムティアンはまだ国内未承認薬のためとんでもなく値段が高いです
おそらくモルヌピラビルと比較して5倍近いんじゃないかな…
ただムティアンはかなりの確率で治療効果がでます
特効薬と言っても過言ではないのでは?
どちらも再発の可能性があるのに変わりがありませんが
モルヌピラビルはそもそも効かないかもとのことで
私はムティアンを選びました
こちとら広島に来た時点で腹くくってんだい
ということで治療開始です
とりあえず最初は点滴で補液など含めた治療が必要とのことで
1週間の入院となりました
うたちゃんを広島に残して一人帰る帰り道、涙で前が見えません
家に帰ったのは夜10時過ぎ、次の日は仕事
こんなにもコンディションが悪いのははじめてでしたが
翌日、職場の上司や同僚がとても気にかけてくださって
猫のことで休んだことを伝えてもより一層心配してくださりました
FIPのこと入院のこと治療費が高いことを伝えたら
一緒にローンまで調べていただき
本当にいい職場だなと身に沁みました笑
今日の写真はうたちゃんが入院中、毎日仕事終わりに通っていた神社です
この年は大寒波で大雪だったなぁ