キタマルヒラタドロムシ Eubrianax brunneicornis
2016年5月採集 新潟県産(左♂、右♀)
分布:本州
県内:上越×、中越○、下越×、佐渡×、粟島×
体長:4-5mm
河川の上・中流域で見られる。
この仲間はツルヨシの葉上などで静止中のものを見つけることが多い。
2012年に記載された種。
原色日本甲虫図鑑ではマルヒラタドロムシ[Eubrianax ramicornis]の東北亜種として載っている。
マルヒラタとの区別点は触角の色彩(キタマルは黄褐色、マルヒラタは黒色)。あとは交尾器の形状なども違うようだが原記載を見ていないのでなんともいえない。
鞘翅の色彩は個体差が有る?
ドロムシまだ見たことがありません。
雄の触角がとても見事ですね。
この触角は芸術ものですよね。
この仲間は幼虫時代に水中で暮らし、親虫時代は陸地で生活する半水生昆虫?です。
残念ながら北海道にはこの仲間はあまり居ないようですね。