本日ハノイで行われた、米国トランプ大統領と北朝鮮金正恩委員長との会談は、合意に至らず「決裂」した。変な合意が成立するよりも、この方が良いと考える人も多いだろう。
実は日本の報道では、必ずしも大きく報道されなかったが、私が気になったのは米国におけるロシア疑惑に関するコーエン弁護士の証言だ。
今朝ニューヨークタイムズ電子版を覗いたところ、この記事で紙面が埋まっている。第1面を見る限り米朝会談の記事など見当たらない。もっともトラブルで見えない部分もあったので、そこにあったのかも。コーエン弁護士は、トランプ大統領は Conman(ペテン師、詐欺師)だと、厳しく非難している。
大統領は、人気失墜につながりかねない北との「安易な妥協」には慎重にならざるを得なかったのだろう。