手賀沼日記

外来動植物の駆除は厄介だ

最近外来動植物の駆除を進めるべしとの声をよく聞きます。大筋において、わが国固有の自然を守るという意味から賛成ですが、実は厄介な問題だと思います。

卑近な例ですが、当地では手賀沼の白鳥が問題になります。ここの白鳥は「コブハクチョウ」で渡りをしない定着外来種です。しかしながら、長年手賀沼に住んでおり、地元の人々に愛されており、今となって外来種というだけで、駆除するのは住民の大反対がありそうです。行政は偽卵を抱かせるなどして、増えないようにしているらしいです。

同じ外来種でも、ざりがには駆除されたようで姿を見ません。私が好きなかんなも明治期にやってきた外来種です。駆除の対象なのかな。


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コメント一覧

watanabe_march
私はこの件について、暗いのですが、判断基準の最重要事項として在来種に悪影響を与えるか否か、がありそうです。在来種が駆逐され、自然が変わるならば、大きな問題でしょうね。
小倉大
ザリガニや牛蛙なんかは、本来の役割に徹して貰ったらいいのでは。だって中国だとカエルもザリガニも、立派な食材です。食料自給率に難のある日本では貴重なタンパク源になる...と、かつて導入した人達もそう思ったのでしょうけど。
今は、こういった生き物を生きたまま移動さすのは違法のようですが、原則禁止にして免許制にしたらいいと思います。
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