手賀沼日記

クリステイ―「そして誰もいなくなった」を見て

昨夜アガサ・クリスティー原作、「そして誰もいなくなった」の第3回(最終編)がNHK BS3で放映された。

第1回、第2回とほぼ原作(Agatha Christie:And Then There Were None)に忠実に作られており、最終編の第3回を期待していたのだが、見るうちに多少失望に変わった。最後の部分が原作と異なるのだ。

昨夜のテレビでは、犯人である判事が最後に登場し、予定の作業を行い自殺する。原作では町の人々が島にやってきて、10人の死体を発見し、いったん迷宮入りとなる。その後海中からびんが発見され、事件の顛末を記した犯人(判事)の手記が出てきて、一切が明らかになる。

テレビではかなり早い段階で、犯人は判事だろうとめどがつき、犯人あての面白みが少なくなるが、テレビ映画と言う制約上、こう作らざるを得ないのだろうか。

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