手賀沼日記

インドネシア財閥の興亡

昨日の記事に関連し、昔のことを思い出しました。インドネシアのSalim Groupは今でも同国の代表的な財閥ですが、私は約50年前同国駐在時に、同グループにセメントに混ぜる石膏を満船商売で売りました。その際創業者Sudono Salim(林紹良)の三男が、契約条件のC&F FO CQDがわからないので、教えてくれと言うので、小一時間ほど説明したことがありました。

同グループは創業者がスハルトに食い込み、その後彼が大統領になったのを好機として、事業の拡大を図ってきました。発展途上国では、政権やその実力者との距離が、大きな力となります。同グループは1998年通貨危機で破綻寸前でしたが、何とか持ち直し、現在は上記三男(Anthony Salim)が中心となり、うまく運営しているようです。昔のことといえ、かって仕事で付き合った人が、今もうまくやっているのは喜ばしいことです。

事業で失敗し行方不明の人も多いのです。


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