手賀沼日記

商社マン英語

先週市内の図書館で、週間ダイヤモンド誌「商社マン英語」という記事を見た。いろいろ書いてあったが、私の意見と経験を簡単に述べよう。

1 商社マン英語は基本的にはやさしい。それは商品と言う実体のある「物」を扱うからだ。商品を特定し、価格、受渡、代金決済など、おおむね定型的な事柄を扱うから、難しくなる余地はない。

2 ただ物の売買を超え、海外直接投資などを行う場合は、難しくなる。各種契約や、進出先政府との折衝など、抽象的な事柄を扱うので、一般的な売買の英語とは異なる。

3 「必要は発明の母」。商社マンはそのおかれた環境により、仕事に必要な外国語を英語に限らず、覚えざるを得ないのだ。

4 外国語は仕事の道具ではあるが、目的ではない。この点を混同する人も多い。だから、「外国語がうまい」という評判が立つと、「それでは仕事はだめだな」と言われかねないのだ。実際、そのような人は多い。

5 海外駐在になると、国内で貿易取引を行うよりも、高度の英語力を要求される。さらに、いわゆる特殊語学の国では、その国の言葉を習得しないと仕事どころか、生活ができない。


他にもいろいろ言いたいことはあるが、別の機会に述べよう。

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