手賀沼日記

売上高計画の作り方

株主総会ラッシュが終わりましたね。多くの経営幹部はほっとしているでしょう。

ある団体の事業計画の内、売上高について考えてみましょう。この団体は前期予想外の赤字を出しています。経営陣は今季事業計画の内、売上高は1億5千万円と策定し、関係者に提示しました。

関係者の反応は次のとおりでした。

1 諸般の情勢より、無理のない適当な額と思われるので、了承する。

2 これではだめ。経営陣のやる気が感じられない。1億7千万とすべきであり、達成にあたっての問題点は、別途列挙し、対応策を追記すればよい。

 

結論として、経営陣の案は了承されました。馬鹿じゃないか。私はこれではだめと思うのです。売り上げ増に対する工夫や、意欲が見られません。売り上げに従事する人々を奮い立たせるものがありません。未達成の場合の責任追及を恐れ、無難かつ安易な対応に終始しています。

全般に対する詳細な説明がないので、分かりにくいでしょうが、企業や団体の運営には、的確な事業計画と「意欲」が必要と考えます。駄目なものは駄目。若いくせに年寄り顔して、消極的な奴らは不愉快だな。

以上、暇老人の昼寝の夢でした。この調子では長生きしそうだな。

梅雨の手賀沼


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