東南アジア華僑との取引経験者の間で、昔から言い古されている言葉があります。
すなわち、彼らが苦境に追い込まれた時、不義理をする順番は次の通り。
1 外国人(企業)、特定のしがらみのない相手
2 同郷(中国の出身地を同じくする人々)
3 身内(親類)
おおむねこの通りですが、外国人(企業)であっても、将来の再起に際し必要な相手には不義理はできません。
最近は「華僑」という言葉が「華人系」にとってかわられ、また世代交代も進み、現在活躍している連中は欧米留学が多く、考え方も違うという意見もあります。それはその通りで、否定はしません。