取引が順調な場合は、特に体制の違いを感じることはない。しかし問題が起これば、常識的な解決が不可能な場合があり、つくづく体制の違いを感じるものだ。
そのひとつに、紛争解決の問題がある。裁判のホームタウンデシジョンは話題にされて久しいが、もともと中国では三権分立ではない。国際商事仲裁は、国際条約もあり比較的に公平と言われるが、実際には中国国営第企業に有利な判断が多いと言われる。ただし、私が関与した仲裁案件では、公平な判断が出された。
一言でいえば、カントリーリスクであるが、海外進出のための調査を行って、色々な問題点に対する対処法を検討したうえで、最後に残る厄介なリスクだ。
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