米国の思い出が続きます。同じカリフォルニア州でも、ロサンゼルスは暑く、1年の半分は夏ですが、サンフランシスコは夏が涼しい(寒い)のです。
ある時商用でネバダ州リノ(ばくちの町です)へ出張しましたが、仕事がうまく行けば、リノで一泊、そうでなければ日帰りでオレンジカウンティへ戻る計画でした。仕事はうまく行かず、即日帰宅です。ところが帰りの機中で気が変わり、サンフランシスコで1泊しようと飛行機を降り、フィッシャーマンズワーフに向かいました。安宿を探し散歩に出ました。ところが大変寒いのです。やむを得ず、ジャンパーを買いました。夏のサンフランシスコは涼しいを通り越して、時には寒いのです。そういうわけで、ジャンパーは夏でも容易に買うことができます。
第2次大戦後、米国西海岸向け貿易はサンフランシスコを拠点として始まりました。ほかにシアトルとロサンゼルスに小さな拠点。その後経済活動はロサンゼルスへ移り、今ではサンフランシスコに拠点を残している企業は少ないでしょう。シリコンバレーへ移っているのです。
こういう事実を知ると、確かに時の移り変わりを感じますね。